2025.04.28(2025.04.30 更新)
しこくまワークショップの開催にご支援ください
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専門度:
テーマ:生息環境保全絶滅危惧種里山の保全
フィールド:絶滅危惧種
現在20頭程度しか生息していない四国のツキノワグマを保全するため、今年、IUCN(国際自然保護連合)が提唱する、絶滅危惧種の保全計画をつくるワークショップ(以下、WS)を開催します。このWSは、世界中で1700種以上の絶滅危惧種について開催され、ライオンなどの肉食獣、人身被害を含む生物種についても保全計画が策定されています。日本ではヤンバルクイナなど4種について開催されました。
今年、四国で開催するWSを「しこくまワークショップ」と名付けて現在準備を進めています。WSでは、IUCNから数名が来日し、国内のクマ類、森林などの専門家10数名が3日間議論を重ね、絶滅リスクなどの科学的知見を明確にします。その後、地域住民を中心としたWSを3日間行い、専門家も地域住民も、同じ知識と情報に基づいて、時間を掛けた議論を行います。
地域内外から多くの方が集まるため、開催には2000万円程度の予算が必要です。四国のツキノワグマの絶滅回避に向けて大きな一歩を踏み出すために、皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。
「しこくまワークショップ」の詳細は「木頭クマ祭り」の動画でも紹介しています。※画像をクリックしますと別ウインドウでご視聴いただけます(YouTube)
担当者から一言
リポーター
生物多様性保全部 出島誠一
3月の「木頭クマ祭り」での地元小学生の発表は素晴らしい内容でした。Youtubeでぜひご覧ください。
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