自然保護と生物多様性保全に貢献した、
子どもから大人までのすべての個人と団体、企業、自治体の優れた取り組みを表彰します。
自然保護と生物多様性保全に大きく貢献した、すべての個人と団体、企業、自治体等を表彰する「日本自然保護大賞」。第7回となる今回は、SDGs持続可能な開発目標や生物文化多様性の広がりなどにも注目し、次の時代につながる意義ある賞をめざして、幅広いジャンルから募集いたしました。ご応募くださった129件の活動は、熱意とパワーがみなぎるものばかりで、選考には多くの時間を要しましたが、慎重に審議した結果、大賞3部門につき各1件のほか、特別賞として沼田眞賞1件、選考委員特別賞2件への授賞を決定いたしました。また、20の活動が入選となりました。
つきましては、2021年3月13日(土)に「授賞記念シンポジウム」をオンライン開催し、受賞者のみなさんから、地域の自然に根ざした、新しい発想や多様な協働による活動の成果をご発表いただきます。各地の魅力あふれる取り組みについて一同に聴ける、とっておきの機会です。YouTube ライブ配信いたしますので、ぜひ、お気軽にご視聴ください。
天草における長期的かつ総合的な自然環境保全活動
熊本県
トンボ100大作戦~滋賀のトンボを救え!
滋賀県
兵庫県相生湾のカニたち ~ 僕らの住むまちのカニを知りたくて
兵庫県畠島における海岸生物群集一世紀間調査活動 ~ 半世紀を終えて
和歌山県
土壌シードバンクの埋土種子を活用し森林化した湿地を再生・保護する
愛知県
森林環境の保護を目指した放置竹林削減へ向けた取り組み
長崎県
人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会をつくるためには、学生、市民、専門家、行政、企業、NPOなどあらゆる個人や法人が、さまざまな立場でそれぞれの特性を活かしながら、生物多様性の保全に取り組む必要があります。
日本自然保護大賞は、地域性、継続性、専門性、先進性、協働の観点から、生物・生態系の研究、自然保護の実践、環境教育の推進などに大きく貢献する取り組みに対し、その成果と尽力を表彰するものです。「自然保護憲章」制定40周年にあたる2014年度に創設して以来、のべ759件の応募に対して48団体・名に授与してまいりました。SDGs持続可能な開発目標や生物文化多様性への関心や行動の高まりなどを踏まえ、より幅広いジャンルからふさわしい活動を募集し、次の時代につながる意義ある賞をめざします。
日本自然保護大賞は、企業によるご協賛や個人の皆様からのご寄付をもとに運営しています。ささやかな賞ではありますが、受賞・応募活動のさらなる活躍を後押しし、シンポジウムに参加された方が大きな刺激と感動をもらい、多世代の方々の魅力とパワーを見い出す機会として注目されています。ぜひ、当事業へのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
(ウェブサイトからもご寄付いただけます。こちらのページより、寄付の使途から 【14.日本自然保護大賞への支援】 をお選びください。)
公益財団法人 日本自然保護協会 日本自然保護大賞担当
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