日本自然保護協会は、生物多様性を守る自然保護NGOです。

  • 文字サイズ

IUCN-J

Home 主な活動 IUCN-J 「生きものと共にある未来へ」つながるアクションは?

IUCN-J 一覧へ戻る

2022.04.28(2022.04.28 更新)

「生きものと共にある未来へ」つながるアクションは?

キャンペン

専門度:専門度1

テーマ:生物多様性条約

保護・教育部 国際チームの道家です。
 

5月22日は、国際生物多様性の日です。
 

30年前となる1992年の5月22日、今や加盟国数が196か国という国連加盟国のほとんどが参画する「生物多様性条約」の条文がケニア・ナイロビにある国連環境計画の会議場で採択されました。
IUCNが1983年に条約の必要性を訴えてから10年近い歳月を要してまとまった生物多様性条約は、「人と自然を将来に渡り、守り、つないでいく」ための世界の約束です。
 

国際生物多様性の日は、これを記念し、毎年テーマが設定されて、世界中で生物多様性について考え、行動を呼びかける1日としようと呼びかけがなされています。
 

今年2022年は、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)の開催を控えています。COP15では、「ポスト2020枠組み」という生物多様性の世界目標の合意を目指しており、そんな今年のテーマは「Building a shared future for all life 生きものと共にある未来へ」となりました。

ポスト2020枠組みは、現在、国際交渉の真っただ中ですが、21の行動目標を設定する見通しです。そこで、今年の生物多様性の日は、22番目の行動目標を「国際生物多様性の日をお祝いしよう」にしつつ、様々な立場の人に行動してほしい「誰でもできる22のアクション」の実施や提案を呼びかけようという企画になっています。

この「誰でもできる22のアクション」では、共通ハッシュタグ #ForNature #BiodiversityDay 共通タグ @UNBiodiversity を付けて、SNSで自分たちのアクションの写真や動画を多くの人と共有してほしいと呼びかけています。「#ForNature #日本 @UNBiodiversity」とつけるのが推奨となっています。
 

ぜひ皆さんも、このタグを活かしながら、22のアクションの実践や独自のアクションを提案してみませんか。
 

生物多様性条約では、国際生物多様性の日を盛り上げるさまざまなツールを公開しています。
 

生物多様性の日のロゴ

生物多様性の日のロゴは各国言語に翻訳されており、下記の公式サイトから入手できます。日本語版は日本自然保護協会が作成しました。

ロゴマークのダウンロード(生物多様性条約のウェブサイト(※英語)に移動します。)

 

誰でもできる22のアクション

ポスト2020枠組みに沿って、「近所の公園や身近な自然を楽しむ時間をつくろう」「責任を持って商品や食品を購入しよう」「エネルギーを節約しよう」など、誰でも日常のなかでできる生物多様性のための22のアクションを紹介しています。

誰でもできる22のアクション(生物多様性条約のウェブサイト(※英語)に移動します。)

日本語版は、国際自然保護連合日本委員会が日本語訳を作成しました。ぜひご覧ください!

誰でもできる22のアクション【日本語訳】(クリックするとPDFがダウンロードされます。)

 

生物多様性の日のアクション

生物多様性について考え、行動を呼びかけるために、塗り絵、パズル、ポスター、ズーム背景などの様々なツールが作られています。

生物多様性の日のアクション(生物多様性条約のウェブサイト(※英語)に移動します。)

 

各国での記念イベント

各国で記念イベントも予定されます。こちらで各国の記念事業の一覧がご覧いただけます。

各国のイベント予定(生物多様性条約のウェブサイト(※英語)に移動します。)

 

IUCN-J 一覧へ戻る

あなたの支援が必要です!

×

NACS-J(ナックスジェイ・日本自然保護協会)は、寄付に基づく支援により活動している団体です。

継続寄付

寄付をする
(今回のみ支援)

月々1000円のご支援で、自然保護に関する普及啓発を広げることができます。

寄付する