自然しらべ2005「10年目の川」

集計結果

822件、1619名にのぼるご参加ありがとうございました。

大正川・大阪「人を自然に近づける 川いい会」のみなさん2005年は、全国から822件の報告をいただきました。ご参加くださった1619名のみなさん、ありがとうございます。

自然しらべ[10年目の川]は、観察によって見えてくることから川の自然のようすをしらべています。器具や薬品を使ったものではないので、しらべた方の感覚による点数の違いや、調査地点の偏りもあります。少しの場所の違いで点数が大きく違うこともあります。しかしそれに注意しながら結果を見れば、日本全体の川が今どんな状況にあるのかがよく見えてきます。

6割以上に自然が残されているとの結果の一方・・・

報告がよせられた川のうち2割近くは、川の利用を考えるときも、まずその自然を残すことを先決したい「自然がたいへん豊かな川(グラフ青色)」。5割近くは、まだ自然が残っており、これ以上自然が失われないように注意していきたい「自然が豊かな川(グラフ緑色)」でした。ふたつをあわせると6割以上が自然がまだ残されている川でした。

一方、約3割が、自然がかなり壊されており回復の方法を考えたい「自然を豊かにしたい」(グラフ黄色部分)。危機的な状況で、少しでも自然を取り戻す努力をしたい「自然をもっと豊かにしたい川」(グラフ赤色部分)が4%もありました。

10年前、5年前と比べてみると

全体結果を、10年前、5年前の自然しらべと比べてみました。件数は年によって異なるため、割合で変化を比べてみました。なお以前と同じ川をしらべてくださった方もおられましたが、件数全体は、残念ながら前回よりも減ってしまいました。
危機的な状況の川(グラフ赤色)の割合は、10年前に比べると大きく減っています。これは喜ばしいことですが、一方ですばらしい自然が残る川(グラフ青色)が少しずつ減り、その分が「まだ自然が残っている川(グラフ緑色)」に移っているように考えられます。川での活動で、「回復」が少し増えていましたが、本来の自然の姿がわからないままでは、「回復」を目指すことは難しいものです。
本来の姿をもっている、すばらしい川をこれ以上減らすことのないよう、みんなで注意したいものです。
危機的な状況からは回復しつつありますが、どのようにすればこれ以上自然を損なわないか、または川の自然が本来の姿を取り戻すにはどうしたらよいか、わたしたちはもっともっと知恵や力を出しあわなくてはならないようです。これからも、身近な川の変化を、みんなで見続けていきましょう。

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