モニタリングサイト1000里地調査

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モニ1000里地調査とは

日本自然保護協会(NACS-J)では、環境省の「モニタリングサイト1000里地調査(以下、モニ1000里地調査)」の実施に取り組んでいます。 このプロジェクトは、生物相や指標生物、水環境といった総合的な環境調査を、全国の多数の場所で統一された方法で行い、里地里山という複雑な生態系の変化を全国レベルでとらえることを目指します。 また、地域の市民が参加し、自らが主体となってモニタリング調査を実施することで、地域を主体とした里地里山の生物多様性の保全が実現することを目指しています。

2013年4月に第3期(2013〜2018年)一般サイトが登録されました。

※調査の手引きや調査関係書類は下記ボタンからご覧下さい。
調査員の方へ

事業のパンフレットはこちら ⇒ モニタリングサイト1000里地調査パンフレット(PDF/2.59MB)

更新情報

2017.01.13

アカガエルの卵探しに出かけよう!

 「クルルルル、キュルルルル」。冬の厳しい寒さが少し緩む早春の日、里やまを訪れるとこんな不思議な声がします。それは卵を産みに水辺に集まるアカガエルたちの鳴き声です。関西・関東ではいよいよこれからアカガエルの産卵シーズンが始まります。近くの里山に出かけてアカガエルの卵を探してみましょう。卵を数えてみることで、森と水辺の健全さが見えてきます。さあアカガエルの卵塊調査にチャレンジしてみましょう!


■アカガエルの一生
冬の厳しい寒さが少し緩んだ雨の夜の翌日、里山の水辺には宝石のように透明なゼリーに包まれた黒いつぶつぶの塊を見つけられるでしょう。これがアカガエルの卵です。アカガエルは春先の一番早い時期に卵を産むカエルです。カエルと言えば水辺の生き物だと思われがちですが、夏の間アカガエルは草地や森の中で生活しており、秋に水辺に戻って産卵に備え、春先に水が浅くたまった水田や山すその水たまり、ため池などで産卵します。アカガエルがうまく暮らしていくためには、夏でも乾燥しない広い森と、春先に水がたまる湿地や水田などの環境がセットで必要です。


■アカガエル調査と全国調査の成果
アカガエルの卵塊を毎年数えて調べることで、里山の森と水辺の健全性を調べるのが「アカガエルの卵塊調査」です。モニタリングサイト1000里地調査では、市民調査員が全国70か所で調査を実施しています。これまでの全国調査の結果から、ホタルやヤマアカガエルが全国的に減少していることもわかりました。その一方で、市民の手により湿地や水田を再生したことでアカガエルの数が回復したという場所もあり、身近な里やまを守る市民活動の重要性も明らかとなりました。

■アカガエル調査にチャレンジしよう!
皆さんも里山に出かけてアカガエルの卵塊を見つけることで、近所の自然環境に今どんな変化が起こっているかを「カエルの目」になって見つめ直してみませんか?調査は「2週間に一度、新しい卵塊を全部数える」という非常にシンプルで簡単な方法なため、農家さんや子供たちと一緒に取り組むところも全国に多くあります。調査にチャレンジしたい!という方は以下をご覧ください。

調査方法の概要(PDF)
・市民が調査を行っている全国の調査サイト一覧
※ほとんどの調査地では、調査にご協力いただける方を絶賛募集中です。
ご興味があればNACS-Jまでご連絡ください(問い合わせフォーム) 
※2017年6月頃に、新たに環境省の調査サイトとして登録する調査地を募集予定です。


ノウサギ

2016.09.14

ノウサギやホタルの全国的な減少が明らかに 〜生物多様性指標レポート2015概要〜

これまでの全国調査の結果をまとめた報告書「生物多様性指標レポート2015」が公表されました。約90万件の調査データからは、身近な生き物であるノウサギが全国的に減少していることが明らかとなりました。また、チョウの種類数やゲンジボタル・ヘイケボタルの個体数も全国的に減少傾向にあることや、その一方でアライグマやガビチョウなどの外来生物や、イノシシ・ニホンジカ・カモシカなどの大型哺乳類が、分布を拡大していることが明らかとなりました。
詳しくは下記をご覧ください

■レポートPDFと調査結果の概要説明はこちら

日本自然保護協会
(NACS‐J)保全研究部 モニタリングサイト1000里地調査係

〒104-0033
東京都中央区新川1-16-10
ミトヨビル2F
TEL:03-3553-4101(代表)
TEL:03-3553-4104(モニタリングサイト1000里地調査係)
FAX:03-3553-0139

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