日本自然保護協会は、生物多様性を守る自然保護NGOです。

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初めての方へ

はじめまして

日本自然保護協会(NACS-J)は、暮らしを支える自然の豊かさを守り、その価値を広め、自然と共にある社会を実現するために活動しています。

公益財団法人日本自然保護協会に関心を持っていただきありがとうございます。
私たちは、日本の美しく多彩で時に厳しい自然、そこに生きる多様な生物とつながり、そして、人と自然がともにある暮らしを望む多くの人々、団体、企業の皆様と共に、1951年の創立から活動してきた団体です。

世界の動きとも連携しながら、日本の自然を守るために、科学的な根拠に基づいた政策提言、調査研究、地域協同、人材育成、普及広報を行ってきました。

  • 政府からの補助はなく、会費・寄付・調査や普及啓発事業の受託などが活動資金となっており、全国、45,000人の会員・寄付サポーターに支えられています。(NACS-Jへの会費・寄付は、「寄付金控除」の対象となります。)
  • 全国各地の10,000人を超すボランティアである自然観察指導員が、各地で自然観察会を企画し、毎年100万人以上の方々に、日本の自然の魅力を伝えています。
  • 世界の絶滅の恐れのある生物のリスト、通称、レッドリストを作成している国際自然保護連合(IUCN)のメンバーであり、IUCNの日本委員会の事務局も担っています。

危機にある日本の自然

東西南北に細長く、亜熱帯から温帯、亜寒帯の気候をもち、3つの地殻プレートがぶつかる上に成立し、南北からの海流がぶつかる位置に存在する日本。そのエネルギーが生み出す多様な自然環境で暮らす多様な生物と、その厳しく豊かな自然の中で育まれた文化や産業、経済が存在していた日本ですが、戦後の経済復興・発展の中で、自然をおざなりにした開発が進みました。

近年は、少子高齢化や気候変動、グローバル化などにより、里山の過疎化や、外来生物の侵入、激甚災害など、さらなる問題が起きています。その結果、絶滅危惧種は3500種以上となり、水産資源の減少、ヒアリなど外来生物による健康リスクなど、日本の自然の危機的状況はかつてないほど高く、それは、自然を基盤とする日本の社会や経済をも脅かしています。

日本自然保護協会の多様な活動分野

日本自然保護協会は、1951年の創立から、その時代の自然保護の課題に取組んできました。未整備や抜けのある自然保護のための法制度の提案、大規模な自然開発事業の中止の訴え、自然を活かした地域づくりの実践、自然を守るための人材育成、市民参加型自然環境調査の推進、国際連携など多岐にわたります。

現在の活動も、今にも絶滅の危機に直面する生物の保全、絶滅危惧種を象徴とした森林再生と地域づくり、環境省との長期・広域の市民参加型調査の展開、自然観察指導員との教育普及活動、国際連携などがあります。70年に及ぶ蓄積と経験を活かして、全国各地の市民・研究者・企業とワンチームで、現場から政策まで変えていく、自然保護活動を展開しています。

主な自然保護活動

活動レポート

支援・保護活動の成果

自然を守る取り組みは、なかなか数字に表しにくいからこそ、NACS-Jは、活動報告に力を入れています。

例えば、絶滅寸前とも言えるオオルリシジミの保全では、地域の人々と一丸となって取り組み、2年で生息可能な面積(食草の分布)を10倍以上に広げることができました。

オオルリシジミ保全活動 2020年の成果報告とご支援のお願い

全国的には、繁殖成功率が15%まで急落し、わずか500羽程度となったイヌワシについて、狩場創出という日本初の実験的取組を展開し、2016年・2017年に2年連続の子育て成功に資するなどの成果をご報告しています。

イヌワシの狩場創出実験の経過報告

日本の自然を守るため、ご支援をお願いします

活動に協力するには、大きく分けて3つの方法があります。

①支援する

支援の方法(活動を支えるための寄付について)

②参加する

自然観察指導員(自然観察指導員になって、地域の自然保護に貢献する)

③活動を広める

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※情報開示は徹底して行っています。

私たちの活動は、皆さまからのご寄付に支えられています。皆さまに信頼していただける団体であり続けるために、プロジェクトの管理や支援者への活動報告はもちろん、会計報告や個人情報保護などを徹底しています。

活動レポート

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