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2023.06.30(2023.07.03 更新)

尾鷲で第一次産業と生物多様性のイベントを開催

専門度:専門度3

田んぼ別植生占有率トップ3

テーマ:生物多様性地域戦略里山の保全

フィールド:田んぼまちづくり

3月26日に三重県尾鷲市にて、ネイチャーポジティブなまちづくりの一環として、「世界で進む『森と里山と生物多様性』~尾鷲の第一次産業とネイチャーポジティブ」と題した市民向けの講演会を開催しました。

海外における里山里海、第一次産業の取り組み事例を紹介する講演に続き、市有林「みんなの森」の活動紹介、NACS-Jがまとめた尾鷲の生物多様性の現状紹介の後、ネイチャーポジティブが実現した未来の尾鷲のまちについて、参加者がアイデアを出し合うワークショップを行いました。

午前中には、尾鷲市とNACS-Jとの共催で、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を使った植物調べを行いました。有機農法に取り組む「おわせむかい農園」の協力を得て、水を張らなくなった田んぼ5面で、地域の専門家とともに出現する植物を観察・記録しました。

この田んぼでは、2023年度から地区の方々とともに、子どもたち参加の生きもの調査、冬季に水をはり続ける冬水田んぼの取り組みを開始する予定です。

調査地 優占種1位(被度%) 優占種2位(被度%) 優占種3位(被度%)
田んぼ① ヘビイチゴ50% コツボゴケ20% ジャゴケ1%
田んぼ② キツネノボタン50% ヨモギ5% セイタカアワダチソウ1%
田んぼ③ チドメグサ50% ヨモギ20% スズメノカタビラ10%
田んぼ④ チドメグサ40% タネツケバナ25% スズメノテッポウ25%
田んぼ⑤ チドメグサ80% ヘビイチゴ10% セイタカアワダチソウ2%

調査した各田んぼの被度上位3種と全体の面積に占める割合。一つの棚田の中でも、面ごとに異なる植生が見られ、参加者は発見を楽しんだ。

担当者から一言

中野さんの顔写真

リポーター
生物多様性保全部 中野 恵
農業は段々畑などの景観や食文化の継承のためにも大切。持続可能な農業を全力で応援していきたいと思います!

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