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2022.12.07(2022.12.07 更新)

いよいよ生物多様性条約COP15が開幕!

報告

専門度:専門度3

カナダのトルドー首相の画像

テーマ:生物多様性条約国際

フィールド:国際会議COP15

12月6日、COP15の開幕セレモニーが開催されました。

カナダのトルドー首相や、アントニオ・グテレス国連事務総長が挨拶に立ち、英語・フランス語を交え、力強いメッセージを発信されました。YouTubeでも見られるのでぜひご覧ください。

国際会議 基礎知識

さて、COPというのは「Conference of Parties to the Convention on ~(~条約の締約国会議)」の略称です。

つい先月までよくニュースに出ていたCOP27というのは気候変動枠組み条約の27回目の締約国会議(COP)で、今回この12月からは生物多様性条約のCOPが始まったというわけです。

生物多様性条約は1992年に採択された国際条約で、加盟国は196の国に及びます。この196という数は、アメリカが不参加ではありますが、気候変動枠組み条約に並んで最も加盟国数の多い環境条約です。

そして、今回の生物多様性条約COP15で注目されているのが、今後2030年までの生物多様性に関する世界目標となる「ポスト2020生物多様性枠組み(GBF)」の採択です。

キーワード「ポスト2020生物多様性枠組み(GBF)」

「ポスト2020生物多様性世界枠組み(略称 GBF)」は、2010年に採択された愛知目標の後継目標に位置づけられる、日本と世界の生物多様性に関する共通目標で、今後10年間の生物多様性施策に大きな影響を及ぼします。

これまで、コロナ禍もあり、2年間延期されてきたCOP15ですが、その間にも、GBFの合意に向け、5度に渡る作業部会(OEWG)が開催され、議論が尽くされてきました。

今回のCOP15会期中にGBFを採択するために、参加者全員が集中している状況です。COP15直前に開かれた第5回ポスト2020枠組み作業部会(OEWG5)では、6月の第4回会合(OEWG4)から進展があったものの、多くの課題を積み残してしまっています。

各国の事情や国益を超え、世界全体の未来を第一に考えた目標づくりができるかがポイントになってきます。

いよいよ7日よりCOP15が開幕します。

参加国の国旗の画像

GBF:ポスト2020生物多様性枠組み。the Post-2020 Global Biodiversity Frameworkの頭文字をとった略称です。

詳しい交渉の様子はこちらから:
にじゅうまる国際会議レポート(CBD-COP15)

日本自然保護協会 保護・教育部 国際担当
国際自然保護連合日本委員会事務局長
 道家哲平


会員限定動画「COP15開催前に知っておきたい注目ポイント」をチェック

日本自然保護協会(NACS-J)では、会員の方に限定で、道家がCOP15の詳細を解説したNACS-J市民カレッジ107「COP15開催前に知っておきたい注目ポイント」(2022年10月28日開催)のアーカイブ動画を公開しています。
下記ページからご覧いただけます。

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