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2020.11.11(2022.10.31 更新)

お昼休みピリカ!職場のまわりのごみ拾い

読み物

専門度:専門度1

テーマ:海の保全

フィールド:市街地

こんにちは。自然のちから推進部の志村です。

「砂浜ノート」を5万人のこどもたちに届けたい!と始めたクラウドファンディングが、先月26日夜に目標額に達しました。ご支援くださった皆さま、改めましてありがとうございました!

皆さまへの感謝の気持ちとともに、少しでも海や砂浜に流れ着くごみを減らそうと、お昼休みに事務所のみんなでごみ拾いをしてきました。

海ごみの約8割は、陸上からのものと言われています。日本自然保護協会(以下、NACS-J)の事務所は、江戸時代の埋め立て地。

周辺には海につながる水路があります。ここで見逃してしまうと海に流れ出しかねません。

「ごみ拾い、行くよ~。手が空いてたらいっしょに行こう~。」と声をかけ、お昼休みのお散歩です。

今回は「BLUE SHIP」からいただいたブルーのトングを初使用!みんな手に手に持って出発です。

事務所の前でポーズをとるスタッフの写真▲トングを持って出発

トングでゴミを摘まみ上げる写真▲最初のごみは、吸い殻でした。

BLUE SHIP

様々なゴミ拾い・環境イベントの団体運営者や、そのイベントに参加したいと思っている人が抱えている以下の課題をクリアし、どうすれば「海がキレイになるか」ということを考え、設立された、ごみ拾い・環境イベントポータルサイト。
https://blueshipjapan.com/

 
たばこの吸い殻が多いのは相変わらずですが、トングがあることで植え込みの中に入り込んだごみが拾いやすくなりました。

マスクが落ちていたのは今どきですが、とても煤けていたのはトングを使わなかった前回には見つけられずに汚れてしまったのかな、植え込みの下にあるこの穴はドブネズミかな、などと話しながら拾っていきます。

植え込みにトングを入れるスタッフの写真▲植え込みの中をがさごそ

ビニール袋に集まった小さなゴミの写真▲小さなごみも回収

事務所前に戻り、拾ったごみを集めたら、ツタの葉っぱが出てきました。

プラスチック製のツタの葉の写真▲ごみになってしまった、プラスチックでできたツタの葉

「なぜ葉っぱを拾ってきたの?」と言いかけてよく見たら、それはプラスチックでできた造花のツタの葉。

ビルの”壁面緑化”に使われていたツタが、ちぎれてごみになっていたのでした。

砂浜を歩いていると人工芝の青々とした破片が見つかることも多いのです。

街の中でも自然らしく…という気持ちは大切とは思いますが、プラスチックが劣化したときにどうなるか、回収しにくいリスクがあることも考えていただきたいなと思いました。

最後に、ごみ拾いアプリピリカ」に今日の結果を登録して、昼休みピリカは終了。

 

ゴミ拾いアプリ「ピリカ」

いつでもどこでも気軽に参加!ピリカはごみ拾いを楽しくする完全無料のボランティアSNSです。

※ゴミ拾いアプリ「ピリカ」の設定は以下URLをご覧ください。
https://corp.pirika.org/sns-pirika/

 
ピリカ」に登録することで、こんな小さなお昼休みごみ拾いも、みんなの力が集まることで大きな力になっていることが実感できます。

NACS-J全国砂浜ムーブメント2020は、12月31日まで実施しています。気軽に気楽に、海ごみを減らすため、皆さんもピリカをお試しください~!

事務所周辺の風景写真▲今日はとてもいい天気。お昼休みごみ拾いも、お散歩気分で楽しいひととき

 


全国砂浜ムーブメント2020 3つのアクション
事務所のみんなで昼休みピリカ! ~明日9/19は「ワールドクリーンアップデイ」~

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