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2019.06.21(2019.06.26 更新)

甲武信ユネスコエコパーク登録決定!

報告

専門度:専門度1

テーマ:ユネスコエコパーク

フィールド:山岳地帯

こんにちは、生物多様性保全部の朱宮です。

担当者として、また推進委員として支援を行ってきた「甲武信」地域の「ユネスコエコパーク」登録が決まりましたので、報告します!

【甲武信】人間と生物圏(MAB)計画国際諮問委員会からの勧告(原文と和訳)(PDF/230KB)


ユネスコが実施する生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)について、パリで開催された第31回人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会において6月19日(水曜日)に審議が行われ、日本から推薦していた「甲武信」(こぶし)(構成地域:山梨県、埼玉県、長野県、東京都)が登録されることに決定されました。

国内のユネスコエコパークとして10箇所目となる、甲武信ユネスコエコパーク(以下甲武信BR)の総面積は190,603 haで、国内のBRでは、南アルプス、白山に次ぐ3番目の広さです。

核心地域は13,364 ha、緩衝地域は70,858 ha、移行地域は106,381 haとなっており、核心地域と緩衝地域は、主に秩父多摩甲斐国立公園に準拠しています。

構成地域は埼玉県(秩父市、小鹿野町)、東京都(奥多摩町)、山梨県(甲府市、山梨市、大月市、北杜市、甲斐市、甲州市、小菅村、丹波山村)、長野県(川上村)からなる4県12市町村からなり、国内では最大の構成市町村からなります。

日本自然保護協会は、甲武信BR登録推進検討委員会の委員として関わり、登録までの支援を行ってきました。

2018年度より保全活用委員会に改正され、より具体的なBR活動について議論が行われることになっていますが、引き続き委員として参画する予定です。

2019年1月山梨県甲斐市、2月には埼玉県秩父市において甲武信BR登録推進講演会で「ユネスコエコパークを活かした地域の取り組み」と題して講演を行いました。

壇上で講演する朱宮
2019年2月23日秩父市での講演会のようす(秩父市歴史文化伝承館ホール)

シンポジウム会場の様子
2016年5月29日甲武信水の森ユネスコエコパーク登録推進シンポジウム(甲州市民文化会館)

ユネスコエコパーク(BR:Biosphere Reserves)とは?

ユネスコエコパークは、1976年(昭和51年)にユネスコが開始。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏 (MAB:Man and Biosphere) 計画における一事業として実施。
世界遺産が、手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは、生態系の保全と接続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)が目的。
登録総数は、117カ国、610地域 (2012年平成24年)7月現在)。

ユネスコエコパークの機能

(学習会「ユネスコエコパークを知ろう!」ちらしより転載)

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