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日本の絶滅危惧種を守る

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2018.01.01(2020.11.09 更新)

四国のツキノワグマ調査を進めています。

報告

専門度:専門度4

2017年7月に行った未来を担う四国の子どもを対象としたワークショップ

テーマ:生息環境保全絶滅危惧種

フィールド:

四国で絶滅の危機にあるツキノワグマの保護を進めるために、本当に多くの方からご支援をいただきました。改めてお礼を申し上げます。皆様の支援を活用した2017年7月以降の取り組みと、1月28日に徳島大学で開催するシンポジウムについてご報告します。

 

44地点にセンサーカメラを設置

四国のツキノワグマの現状を広域かつ詳細に把握するために、皆様からのご寄付でセンサーカメラを購入し、これまで十分調べられていないエリアを中心に44地点にカメラを設置しました。この調査は日本クマネットワークが中心となって進めており、クマの専門家がクマの生息域を広範囲に調査することによって新たな知見が得られています。

この調査結果は1月28日の徳島大学のシンポジウムで発表されます。また、日本自然保護協会では四国に暮らす方々がツキノワグマをどのように認識されているかを把握するアンケート調査も実施しています。その結果もシンポジウムで発表します。

 

スギ・ヒノキ林を広葉樹の森に

ツキノワグマの生息環境を改善するために、自然林を増やすための働きかけも進めています。現在は国有林の関係者との意見交換と交渉を進めていますが、今後は民有林との連携も積極的に進め、2018年度中には計画を具体化します。
四国でツキノワグマが生息し続けるためには、四国の未来を担う子どもや若者を対象とした普及啓発が必要となるため、試行的なワークショップの開催や、四国にある4つの動物園、四国の大学生との連携準備も進めています。

まだ、取り掛かり始めた活動ばかりですが、皆様からのご支援を四国のツキノワグマを守る具体的な自然保護活動につなげていきます。今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

尾根部まで植えられた人工林。クマの生息に適した環境が少ないことが課題のひとつ。

 

シンポジウム『四国のツキノワグマ知っとん?』

四国のツキノワグマの最新情報をご紹介します。ぜひご参加ください。
日 時:1月28日(日) 13~16時(開場12時)
場 所:徳島大学工業会館メモリアルホール
共 催:日本クマネットワーク、四国自然史科学研究センター、NACS-J
参加費:無料 事前申し込み不要
内 容:「日本と四国のクマ いま・むかし」山﨑晃(東京農業大学)「四国のツキノワグマ保全の取り組み」山田孝樹(四国自然史科学研究センター)ほか
★10~12時には、主に学生を対象とした、クマについてのNACS-J市民カレッジを開催予定です。

 

担当者から一言

生物多様性保全室 出島誠一
今年は、民有林、自治体、学校などいろんな方々と連携した取り組みを、気合を入れて進めます!

SAVE THE ISLAND BEAR 四国のツキノワグマを救え!

 

 

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