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2020.04.03(2020.04.06 更新)

ホープスポット辺野古・大浦湾を支援する署名と保全を求める要望書を県知事に提出しました

専門度:専門度1

▲知事と一緒に。(写真:牧志治)

テーマ:生息環境保全海の保全

フィールド:サンゴ礁

安部さんの顔のイラスト みなさん、こんにちは!保護部・安部真理子です。3月24日に沖縄県知事とお会いしました。みなさまからいただいたオンラインの署名と紙媒体の署名の合計24,235筆(インターネット19,626名、紙媒体4,609名)と要望書を知事に手渡しました。地元沖縄や国内の各地はもちろん、海外からも多数の署名と熱いメッセージをお寄せいただきました。本当にありがとうございました。目の前に積み上げられた署名を見て、要望を受けとった県知事からは、「ミッション・ブルーの海洋生物学者を招き、シンポジウムを開催することを前向きに検討する」とお答えいただきました。2019年10月に辺野古・大浦湾一帯がホープスポットに認定されたことで、辺野古・大浦湾の生物多様性やそれを育む地形の豊かさが改めて世界に明らかになりました。2018年3月24日に沖縄県と日本自然保護協会の共催で実施した「沖縄の財産・世界の宝~辺野古・大浦湾シンポジウム」では、国際自然保護連合(IUCN)のフランソワ・シマール博士から、進行中の工事の影響を緩和するために新しい海洋保護区を設定すること、その上で地域の住民がエコツアーなど持続可能な形で自然を活かした活動をすることが提案されました。

自然破壊が進む辺野古・大浦湾では、工事実施区域の影響が周囲に及ばないよう保護を強化しておくことが必要であり、工事実施区域内で日本政府が自然破壊を止めない現状では、沖縄県の宝である辺野古・大浦湾を守るために、沖縄県によるいっそうの努力が必要です。

沖縄県の権限でかけられる保護の制度として、沖縄県文化財保護条例の天然記念物、ラムサール条約登録を見据えた鳥獣保護法の禁止区域の指定などがあります。

私たちは沖縄県が保護の制度を適用し、チリビシのアオサンゴ群集、長島の洞窟、大浦川河口などの貴重な場所を工事の影響等から守っていただき、ホープスポットに認定された貴重な海を次世代に渡せるようにしていただくよう要望しました。

今回の要望書は次の9団体と連名で出しました。じゅごんの里、ジュゴン保護キャンペーンセンター、北限のジュゴン調査チーム・ザン、ジュゴンネットワーク沖縄、ヘリ基地いらない二見以北十区の会、ヘリ基地反対協議会、ダイビングチーム・レインボー、海の生き物を守る会、沖縄環境ネットワーク、ラムサール・ネットワーク日本。

安部が県知事に署名と要望書を手渡している写真
▲県知事に署名と要望書を手渡し(写真:牧志治)

知事室で関係者が面談している写真
▲ジュゴン保護キャンペーンセンター、山内末子沖縄県議会議員と一緒に知事と面談(写真:牧志治)

◆2018年に実施した辺野古・大浦湾シンポの様子は下記ページでご覧いただけます。※動画で講演も視聴できます。

辺野古・大浦湾シンポジウム開催報告

◆世界的にも価値が認められた海の保護を進めるために、引き続き署名を集めています!

ホープスポット署名はこちらから


海中での調査は、専門性と十分な費用が必要なため、辺野古・大浦湾の海の中のようすを直接調べているNGOはほとんどありません。長年にわたり調査を続けてこられたこと、それをもとに科学的な提言を行うことができたのは全国のみなさまのご寄付があったからこそです。心から感謝するとともに、今後ともご支援をお願いいたします。

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