日本自然保護協会は、生物多様性を守る自然保護NGOです。

  • 文字サイズ

自然しらべ

2023.06.30(2023.12.27 更新)

自然しらべ2023 TOP

日本のカメ一斉調査

調べる対象:カメ

自然しらべ2023
日本のカメ一斉調査
~身近な生きものから見えてくる生物多様性~

9/30にて一斉調査終了しました。多くの調査データの投稿ありがとうございました。
※現在、集計発表が遅れております。大変申し訳ございません。2024年1月を目標に集計結果を発表予定です。

あなたの身近な水辺で見かけるのは、イシガメ?クサガメ?アカミミガメ?
外来のカメが増える一方で、在来のカメは数を減らしています。
外来種のアカミミガメは2023年6月から外来生物法の規制対象になりました。
日本自然保護協会が2003年、2013年に市民参加で行った「自然しらべ」では、全国で観察されるカメの約6割がアカミミガメであることが分かりました。
全国から情報が集まれば、日本の自然の健康診断になります。
この夏は、アプリを使って、身近な水辺で「日本のカメ一斉調査」にチャレンジしよう!

アカミミガメを野外に放さないで! ダメゼッタイ!

アカミミガメとアメリカザリガニは、2023年6月より「条件付特定外来生物」に指定されました。
野外に放したり逃したりすることは法律で禁止され、違反すると罰則・罰金の対象になります。
一般家庭でペットとして飼育されているアカミミガメ・アメリカザリガニは、これまで通り飼うことができ、申請や許可、届出等の手続きは不要です。
寿命を迎えるまで大切に飼育してください。

●規制の詳しい内容は、環境省「日本の外来種対策」サイトをご覧ください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/regulation/jokentsuki.html

●環境省アメリカザリガニ・アカミミガメ相談ダイヤル
Tel:0570-013-110(9:00~17:00 12/29~1/3を除く、通話料は発信者負担)

 

チラシ/パンフレット

 

主催・協力・監修

主催 公益財団法人 日本自然保護協会
協力
監修 矢部 隆(日本カメ自然誌研究会代表)

*本調査は環境省請負業務として実施しています。
 

自然しらべ2023 日本のカメ一斉調査

NACS-J自然しらべとは

「自然しらべ」とは、子どもから大人まで、身近な自然に出かけて全国同じテーマでしらべる、市民参加型プログラムです。
「みんなで、みれば、みえてくる」を合い言葉に、日本自然保護協会が1995年から毎年続け、身近な自然の状況を知る「自然の定期健康診断」でもあります。集まった情報の結果を、学術協力者の方とまとめ、日本の自然を守る活動に活用します。
「自然しらべ」ができるだけ多くの方に自然を観察してもらうきっかけとなり、自然への愛着と関心を高め、日本の生物多様性を守ることにつながってほしいと考えています。

集計・公表方法

  • お寄せいただいた観察情報は、当会サイトやfacebook、会報、結果レポートなどの発行物で公開することがあります。
  • 集まった記録の集計結果は、2023年11月末にこのページ上で公表します。

関連する活動Related Activities

あなたの支援が必要です!

×

NACS-J(ナックスジェイ・日本自然保護協会)は、寄付に基づく支援により活動している団体です。

継続寄付

寄付をする
(今回のみ支援)

月々1000円のご支援で、自然保護に関する普及啓発を広げることができます。

寄付する