2023.04.07(2023.04.10 更新)
わぉ!わぉ!自然観察会「生きものフォト講座」を開催しました
ソニーグループ株式会社
対象:一般市民ファミリー子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、生物多様性を守るために一人でも多くの人に自然を好きになってもらいたいという想いから、ソニーグループ株式会社(以下、ソニーグループ)と協働して「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」を実施しています。
本プロジェクトでは「気づくことが、守ることに、つながる」をテーマに、ちょっとユニークな自然観察会を開催しています。
今回開催した「生きものフォト講座」では、「生きもののやさしい撮影テクニック」のレクチャー後、自然観察をしながら写真撮影会を行いました。春を感じる公園での自然観察のなか、ソニーの最新カメラのタッチ&トライもあり、生きものを見つける楽しさ、カメラの面白さが融合した素敵な自然観察会になりました。
「わぉ!」という言葉は、自然のおもしろさや不思議に触れたときの感動を表したものです。
この「わぉ!」な感動を多くの人に伝え、みんなで共有することで「わぉ!わぉ!」という大きなムーブメントに育て、生物多様性の保全につなげていこうというのが「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」です。
「わぉ!」な感動を共有する手段として有効なものの1つが「写真」。自然観察と写真撮影を絡めた本企画は毎年大変好評をいただいています。今回は春を感じる戸越公園にて開催しました。
まずは、相模原市立博物館学芸員の秋山幸也さんによる「生きもののやさしい撮影テクニック」のレクチャーから始まります。「まずは自然観察」をして目にやきつける、そして「その自然をもっとよく観察するため、まわりに共有するために撮影」することや、生きものの生活を邪魔せずに撮影する方法などのレクチャーを受けました。
今回は小学生の親子対象ということで、親子で「生きものを撮影するにはこの設定がいいんだね」「この撮影方法を試してみよう」など興味津々に話をしている様子がみられました。
今回は特別に、ソニーのカメラのタッチ&トライも!扱いやすく、動く被写体もなんなく撮影できる最新のカメラに触れて、撮影欲が高まります。
いよいよ自然の中へ!サクラが咲き始めた戸越公園は、生きものの気配がそこらじゅうに溢れています。公園内では講師や自然観察指導員の誘導のもと、2班に分かれて「わぉ!」な自然を探していきます。子どもも大人も夢中になって「わぉ!」をみつけ、写真に収めていきます。
今回は、普段は入ることのできない ”特別エリア” に入れていただきました。池でのんびりと過ごしているオナガガモやアオサギをじっくり観察したり、水辺に浮く鳥の羽根の持ち主を推理してみたり、葉っぱを裏返してみたり・・・子どもたちは、撮影だけでなく「まずは自然観察をする」という今回の目標がしっかりとできていました。たくさんの「わぉ!」とともに、「なんで?」もたくさん出てきて、講師や自然観察指導員に質問する姿が多くみられました。
▲虫メガネを使って撮影することでより詳しく観察ができる。スマホの参加者でも◎
▲お父さんも撮影に夢中!みんなで見せ合いっこ
自然観察&撮影会が終わった後は、「生きもの写真発表会」。
お気に入りの「わぉ!」な1枚を選んで、撮影時のエピソードとともに発表します。どの作品も個性的で表現豊かな作品ばかり。作品を共有することで、他の参加者の新たな気づきが生まれ、楽しい発表会になりました。
感想(一部抜粋)
- 他の子の写真をみるのが楽しかった。
- 普段気にも留めないようなものをじっくり観察できた。
- 身近な自然に気づくきっかけになりそうです。
- 今まで写真を撮るということを、こうやって時間をとってやったことがなかったが、やってみると思いのほか楽しかった。
「わぉ!見つけたよ!」という声がたくさん聞こえる、素敵な1日になりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクトでは、今後も「気づくことが、守ることに、つながる」をテーマに、ちょっとユニークで楽しい自然観察会を開催していきます。引き続きご注目ください。
開催概要
「わぉ!わぉ!自然観察会~生きものフォト講座~」
※「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」は、ソニーグループと日本自然保護協会の協働プロジェクトです。
※「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」では「わぉ!な生きものフォトコンテスト」を開催しています。この度、第8回写真展を全国各地で開催します!☞詳しくはこちら
公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進部
担当:櫻井、志村、原田、三好、岩橋
03-3553-4101 wow@nacsj.or.jp