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2019.09.13(2019.09.13 更新)

わぉ!わぉ!自然観察会「この音、知ってる?生きものの音をつかまえよう」を開催しました

ソニー株式会社、仙台市

対象:一般市民ファミリー子ども

貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット

日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、生物多様性を守るために、より多くの人に自然を好きになってもらいたいという想いから、ソニー株式会社と協働して「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」を行なっています。

この度、自然の中の「音」に着目し、みんなで聴き比べるという新しいスタイルの観察会「この音、知ってる?生きものの音をつかまえよう」を2019年6月8日に実施しました。仙台市との共催で、昨年に引き続き2回目の開催となりました。


仙台市では以前より、仙台に関わりの深い生きものと、生きものが奏でる「音」に着目した「生物多様性保全推進事業〜せんだい生きもの交響曲〜」(https://www.tamaki3.jp/wildlife/concept.html)を実施しています。今回の観察会は、音をテーマに生物多様性の保全を進める仙台市と、音にこだわった製品を作っているソニーが協働することで実現しました。観察会では、ソニーのハイレゾ対応のICレコーダーICD-SX2000を使用しました。

 

 

まずは自然の音を聞くための「耳慣らし」。目をつむって耳をすますと、いろいろな音がいつも以上に聞こえてくるから不思議です。当日は雨模様でしたが、そんな雨の音も、自然が奏でる音になります。遠くで鳴いている鳥の声や風の音、聞こえてくる音のイメージをスケッチして楽しみました。

 

自分が中心にいて、周りの音を記号や絵で表しています。個性あふれるスケッチです。

雨足が弱くなったタイミングで、いよいよフィールドに出て「音集め」です。「あっちから聞こえる!鳥だ!」などなど、子どもたちは大興奮。鳥の声、風の音だけでなく、水たまりに落ちる雨の音や側溝を流れる水の音など、参加者たちは思い思いに自然の中の音集めを楽しんでいました。

 

 

室内に戻り、それぞれ録音した中での「わぉ!」な音を選んだら、参加者全員で聞き比べです。ヒバリやツバメの鳴き声や、かすかに聞こえるキジの鳴き声、水たまりで歩く足音など、いろいろな音が紹介されました。自然の中にあふれる音の多様性や自然の中のハーモニーを共有しました。

 

 

最後に、仙台市市民文化事業団の田澤紘子さんの司会進行で、音響学・サウンドスケープが専門の永幡幸司教授(福島大学)と、写真家の佐藤豊さんから、仙台市荒浜地区の音風景を語っていただきました。

 

 

佐藤さんは荒浜地区に長年住まわれていて、幼少の頃に体験した自然体験や、暮らしの中の音についてお話しいただき、昔は今よりも暮らしと自然の音がより身近にあったというお話に、皆さん興味津々でした。

音を通して、生物多様性の「わぉ!」を体感し、自然の素晴らしさを改めて感じることができた観察会になりました。

 

開催日 2019年6月8日(土)
開催場所 仙台市若林区 海岸公園冒険広場
対象 一般市民、ファミリー、子ども
参加人数 22名
主催 仙台市、わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト(ソニー(株)/(公財)日本自然保護協会)、海岸公園冒険広場
講師 永幡幸司教授(福島大学共生システム理工学類)、佐藤豊(写真家)、田澤紘子(仙台市市民文化事業団)

 

 

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