2018.03.30(2018.03.30 更新)
井の頭恩賜公園で、Green Gift地球元気プログラム「東京自然教室・かいぼりを学ぶ! 井の頭池たんけん隊」を開催しました。
東京海上日動火災保険株式会社
対象:ファミリー子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、1月27日(土)に「東京自然教室・かいぼりを学ぶ! 井の頭池たんけん隊」を井の頭恩賜公園で開催し、親子26名参加者の方と一緒に、池底の観察、ゴミ拾いと浅場づくりを行いました。
NACS-Jは、東京海上日動「Green Gift 地球元気プログラム」に協力し、子どもたちに身近なところから環境について考え、行動を変えるきっかけをつくるために、東京都内の公園などで「東京自然教室」を開催しています。
今回は、1月27日(土)に「東京自然教室・かいぼりを学ぶ! 井の頭池たんけん隊」を井の頭恩賜公園で開催し、26名の親子の方が参加してくださいました。
最初は、冬に水を抜き天日干しをする「かいぼり」によって水質が改善することや、外来種の捕獲によって在来種が増えるなど、井の頭池の本来の自然がよみがってきたお話からはじまりました。
水を抜いた池の底を歩いてみると、いつもと違う風景が見えてきます。最初は、恐る恐る長靴がはまりながら歩いていた子どもも、慣れてくると泥の匂いの違いを嗅ぎ分けたり、水が湧き出るところを見つけ歓声をあげたりしていました。
午後のプログラムでは、さらに泥んこになりながら、池底のゴミを拾い集めました。古いデザインのジュース瓶が出てきて、人間が作り出した人工物がそのままゴミとして池底にずっと残っていることに、子どもも大人も驚きの眼差しでした。
浅場づくりでは大人と子どもで協力しあって、一生懸命泥をかき上げ固める作業をしました。作業体験とともに学びも多く、参加者の皆様にとっても、今後も井の頭池を訪れる楽しみが増えたようです。
【参加者の方のアンケートから】
- いつも発見できなかったことを見つけることができました。
- 体を動かして体験することはいつまでも記憶に残る環境活動だと思います。
- 身近な自然に目を向け大切にしようという心を培い伸ばす経験となりました。
- かいぼりにたくさんの方々が嬉々として参加されていることはひとつの地域文化になりつつあると思いました。
NACS-Jでは、今後も東京都内の公園・緑地で次世代を担う子どもたちを対象に、「東京自然教室」など環境教育プログラムを展開していきます。
【開催概要】
Green Gift地球元気プログラム「東京自然教室・かいぼりを学ぶ! 井の頭池たんけん隊」
主催:公益財団法人日本自然保護協会
共催:日本NPOセンター
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
協力:東京都西部公園緑地事務所、認定NPO生態工房、関東EPO(環境パートナーシップオフィス)、東京大学環境三四郎
後援:環境省
開催日時:2018年1月27日(土) 10:00~15:00
場所:井の頭恩賜公園(武蔵野市・三鷹市)
参加者数:小学生以上の親子26名(スタッフ等21名)
※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
■お問い合わせ■
自然のちから推進室 担当:大野
TEL:03-3553-4101 Mail : shizen@nacsj.or.jp