2017.11.21(2017.12.12 更新)
赤谷の森で源流の自然をテーマに「夏休み親子で自然を学ぼう!」イベントを開催しました。
株式会社カインズ、花王株式会社
対象:お客様ファミリー子ども
貢献:愛知ターゲット自然の守り手拡大SDGs
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、NACS-Jの活動を支えてくださっている株式会社カインズ(以下、カインズ)と花王株式会社(以下、花王)とともに「夏休み親子で自然を学ぼう!」イベントを赤谷の森で実施しました。本イベントは、カインズと花王、NACS-Jの共同企画「水でつながる自然と暮らし 体験&体感キャンペーン」のS賞として実施、抽選に当たった親子14名が参加してくれました。
NACS-Jは、NACS-Jの活動地のひとつ赤谷の森(群馬県みなかみ町)を舞台に「夏休み親子で自然を学ぼう!」イベントを実施しました。
赤谷の森は、NACS-Jが生物多様性の保全と自然の恵みを活かした持続的な地域づくりに力をいれている場所です。本州に生息するほとんどすべての哺乳類が生息しており、絶滅の危機に瀕しているイヌワシやクマタカなど、貴重な動植物たちも数多く暮らしています。そしてまた、赤谷の森は私たち人間の暮らしにとっても欠かすことのできない水源の森です。今回のイベントでは、水源の自然をテーマに自然の仕組みや自然を守ることの大切さを参加者とともに学びました。
当日、赤谷の森の麓にある「たくみの里」に集まった参加者は、赤谷の森での取り組みを座学で学んだあと、まずは草木染ワークショップに挑戦しました。講師の山崎杜人さんに、自然の色と草木染について教えてもらい、赤谷の森の木材から煮出した自然の色で浸し染めや刷り染めを体験。みなさんとっても真剣にオリジナルのトートバックを作っていました。
お昼は地元の食材をたっぷり使った自然の恵みいっぱいのご飯をみんなで仲良く食べました。自然の恵みを「食べる」ことも自然や生物多様性の大切さを学ぶことのひとつです。たくみの里食堂さん、美味しいご飯をありがとうございました!
お昼を食べてしっかりと力をつけたら、いざ赤谷の森に繰り出します。お待ちかねの源流の自然トレッキングです。NACS-Jの自然観察指導員である長浜陽介さんにガイドをお願いして、自然の仕組みを学びながら歩きます。自然豊かな赤谷の森の魅力をいっぱい教えてもらいました。
トレッキングを終えたら、最後は温泉へ。温泉も自然の恵みのひとつです。赤谷の森の豊かな自然があるから湧きつづける猿ヶ京温泉で1日の疲れを癒しました。
参加者からは、「草木染体験が面白かった!」、「前回も参加して楽しかったので、応募しましたが、今回内容がパワーアップしていて充実した時間を過ごせました。」など、嬉しい感想をたくさんいただきました。参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。
※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
■お問い合わせ■
自然のちから推進室 担当:岩橋、三好
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