2017.11.17(2017.11.22 更新)
「川国で遊ぼう!」2017年夏の市民開放日に、森の紙芝居と世界にひとつだけのカスタネットづくり体験を実施しました。
株式会社東急リゾートサービス
対象:一般市民ファミリー子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、8月6日(日)と8月20日(日)に開催された川崎国際生田緑地ゴルフ場(川崎市)の市民開放日「川国で遊ぼう!」に企画協力し、NACS-Jの活動地である「赤谷の森」(群馬県みなかみ町)を題材にした森の紙芝居と世界にひとつだけのカスタネットづくり体験を実施しました。2日間あわせて228名の親子が参加してくれました。
NACS-Jは、川崎国際生田緑地ゴルフ場(川崎市)の市民開放日「川国で遊ぼう!」に企画協力しています。今年の夏は、NACS-Jの活動地である「赤谷の森」(群馬県みなかみ町)を題材にした森の紙芝居と世界にひとつだけのカスタネットづくり体験を実施しました。
まずは、紙芝居「赤谷の森」を上演。紙芝居を使って子どもにも分かりやすく、赤谷の森に暮らす生きものや森林の働き、NACS-Jの取り組みとイヌワシの子育てなどについて学びます。
そして、世界にひとつだけのカスタネットづくりです。赤谷の森の麓の工房が発祥のカスタネット。赤谷の森の間伐材などでできたカスタネットにみんな思い思いの絵を描き、世界にひとつだけのカスタネットが完成しました。
多くの子どもたちが紙芝居で学んだ動物や森をイメージした絵を描いてくれました。その後、せっかく良い天気だったので、外に出てカスタネットをみんなで鳴らしてみました。カスタネットの材(クリ、サクラ、ミズキ、ブナ)の見本を見ながら、カスタネットを叩いて音の違いも体感しました。
参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。
※川崎国際生田緑地ゴルフ場は、川崎市民の憩いの場である生田緑地のなかでも大きな面積を占めています。ゴルフ場では生態系調査も行われ、生物多様性に配慮した環境管理に取組まれています。年に4回、市民開放日があり、この度NACS-Jでは企画プログラムを実施しました。
かつては新たなゴルフ場開発が自然保護の問題でもありましたが、既存のゴルフ場では農薬の適正使用が進められ、生きものの生息環境の保全の努力も業界団体で推進されようになりました。川崎国際生田緑地ゴルフ場でも、広くまとまった緑地に水辺や雑木林が残され、希少種の生息も確認されており、その管理方法はもちろんのこと、今回のように一般市民に定期的に開放されていることにも、その存在意義がありそうです。
川崎国際生田緑地ゴルフ場
http://www.tokyu-golf-resort.com/kawasaki/
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