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2017.08.01(2017.08.01 更新)

法然院を会場に京都で初となるNACS-J市民カレッジ「伝統文化と生物多様性」を開催しました。

トヨタ自動車株式会社,フィールドソサイエティー,一般財団法人池坊華道会,京都市

対象:一般市民学生

貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット

日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、NACS-Jに集うさまざまなスペシャリストが講師をつとめる「NACS-J市民カレッジ(略称:Nカレ)」を京都で初めて開催しました。テーマは「伝統文化と生物多様性」。会場は善気山法然院萬無教寺。リリース当初より大きな反響をいただき、急遽定員を増やし、100名を超える皆様にご参加いただきました。

 

NACS-Jは、6月24日(土)、法然院(京都府京都市左京区)を会場に京都で初めてとなるNカレを開催しました。シリーズ52回目となるテーマは、「伝統文化と生物多様性」。100名を越える皆様にご参加いただき、午前の第1部では「外来種いけばな」を、午後の第2部では「社寺の森にみる生物多様性」について学び、生物多様性への理解を深めました。

 

 

第1部の「外来種いけばな」では、池坊華道会にご協力いただき、華道家の髙林佑丞氏が講師をつとめ、いけばなと生物多様性の深い関係を学びました。屋外にも繰り出し、野外の外来植物を採取しながらその生態についても学び、採取した外来植物でいけばなにも挑戦。外来植物の命を無駄にせずに活かし、いけばなと自然とのつながりについて理解を深めました。

 

 

第2部「社寺の森にみる生物多様性」では、NACS-Jの道家哲平(経営企画部 副部長)と京都大学名誉教授の渡辺弘之氏が講師をつとめ、生物多様性の基本と社寺の森と生物多様性について学びました。その後、法然院森のセンターを運営しているフィールドソサイエティーの皆様の案内で、法然院境内の自然観察会も実施。講義で学んだ社寺における生物多様性についてさらに理解を深めることができました。

 

 

アンケートでは、「身近な草花が実は外来種だったと聞いてびっくりした。またこのような企画をお願いします。」「生物多様性、森の話 再認識できて良い勉強となりました。特に今日は法然院というロケーションが理解を深めてくれました。」などさまざまなご感想をいただき、満足度も高く、再度京都での開催を願う声も多くいただきました。

 

 

今回のNカレは、トヨタ自動車株式会社のトヨタ環境活動助成プログラムの助成をいただき実施しました。また、共催という形でフィールドソサイエティー、後援という形で、一般財団法人池坊華道会、京都市の皆様に大変あたたかいご協力をいただきました。ご参加いただいた皆様、そして、ご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

※以下、ご協力いただいた皆様のウェブサイトをご紹介いたします。
・法然院
http://www.honen-in.jp/

・フィールドソサイエティー
http://fieldsociety.la.coocan.jp/

・一般財団法人 池坊華道会
http://www.ikenobo.jp/

・京都市 生物多様性総合情報サイト 京 生きものミュージアム
http://ikimono-museum.com/news/detail/170627190225

 


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