2017.06.27(2017.08.23 更新)
国際生物多様性の日に記念イベントを開催!一杯のコーヒーを通して考えたサステナブルな未来への旅。
大阪市天王寺動物園、住友商事株式会社、住商フーズ株式会社、小川珈琲株式会社
対象:一般市民ファミリー子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)が事務局を務める国際自然保護連合日本委員会(以下、IUCN-J)は、5月21日(日)、大阪市天王寺動物園と共催して、国際生物多様性の日記念イベントを開催しました。動物園を訪れていた多くの来園者の方と、バードフレンドリー(R)コーヒーを共にしながら、生物多様性について学び、行動することの大切さを考えました。
国連では、生物多様性条約の採択がされた5月22日を「国際生物多様性の日」と定めるとともに、毎年テーマを設定して、そのテーマに関わるイベントを通して、生物多様性の重要性を普及することを国際社会に呼びかけています。2017年のテーマは、「持続可能な観光と生物多様性」。IUCN-Jでは、例年、生物多様性の世界目標達成にむけて取り組む「にじゅうまるプロジェクト」に参加する団体に呼びかけ、記念行事を企画・開催しています。
2017年は、大阪市天王寺動物園(主催)、IUCN-J(共催)の両者で、住友商事株式会社、住商フーズ株式会社、小川珈琲株式会社、大阪生物多様性保全ネットワーク、認定NPO法人大阪自然史センター、ボランティアサークル「ZOO人(ずーっと)」の協力を得ながら、大阪市天王寺動物園にて「国際生物多様性の日記念イベント 1杯のコーヒーから始める生物多様性保全の旅」を5月21日に開催しました。
当日は、175名(うちお子様63名)の皆様に参加していただきました。イベントでは、展示・絵本読み聞かせ・トークショーが行われ、バードフレンドリー(R)コーヒーの試飲や販売なども行われました。
このコーヒーは、その美味しさだけでなく、熱帯雨林地域の森林環境に配慮して生産をし、プレミアム価格をつけて流通することで地域社会の生計を支え、その売り上げの一部は渡り鳥の研究・調査・保護に使われています。
トークショーでは、日本自然保護協会の道家哲平(経営企画部 副部長 兼 IUCN-J事務局長)も生物多様性の保全のためにできる5つの行動についてお話させていただき、コーヒー片手に、野生動物にも人間にも優しい社会に近づくために自分達にも出来ることを参加者の皆さんとじっくり、楽しく考えました。
※本イベントの詳細は「にじゅうまるプロジェクト」のサイトよりご覧ください。
http://bd20.jp/20170530/
※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
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