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2022.02.28(2022.02.28 更新)

「第7回わぉ!な生きものフォトコンテスト」のグランプリを発表

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公益財団法人日本自然保護協会は、ソニーグループ株式会社との協働事業「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」として「第7回わぉ!な生きものフォトコンテスト」を開催し、グランプリほか入選作品を発表しました。

リリース文書ダウンロード

公益財団法人日本自然保護協会(理事長 亀山章、以下NACS-J)は、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)と協働する「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」の活動を通じて、生物多様性保全の普及啓発を行っています。「わぉ!な生きものフォトコンテスト」は、写真を通じてみなさんの感動体験を多くの人とわかちあい、生物多様性の重要性を伝えたい、そんな想いで開催しています。第7回となる今回は、過去最高の応募件数である、810名から計1,606点のご応募をいただきました。特別審査員の茂木健一郎さん(脳科学者)とともに審査を行い、グランプリはじめ入賞作品計25件をWEBで公表しました。

第7回わぉ!な生きものフォトコンテスト結果発表

【入選】※受賞者名はペンネームを含みます。

わぉ!グランプリ (賞品 ミラーレス一眼カメラ『α6600』高倍率ズームレンズキット ILCE-6600M)


作品名「ソーシャルディスタンス」 受賞者:栃木のスナフキン

(エピソード) モノサシトンボの交尾がたくさん見られました。この場面は、まさに物差しで測ったような間隔で整列して並んだ状態がソーシャルディスタンス、日本人(ではないが)らしくもありました(笑)

(講評)特別審査員:茂木 健一郎さん(脳科学者)
茂木健一郎さんの顔写真生物多様性は、かたち、色などの姿だけでなく、生きものの行動のさまざまなあり方を通して伝わってくるものです。モノサシトンボが「ソーシャルディスタンス」を保って並んでいる姿は、ユーモラスであるとともに、生きもののふるまいの奥行き、豊かさを教えてくれます。写真を撮ることで、ひょっとしたら見逃して通り過ぎていたかもしれない瞬間をじっくりと味わうことができることが、カメラの持っている可能性。それにしても、トンボたちはどのようにしてこの配置にたどり着いたのでしょう。人間社会のあれこれは知らないでしょうに。人間もトンボも、同じ生きもの。私たちの脳の中の共感と距離感の混ざった印象こそ、まさに「多様性」だと言えます。

わぉ!博士賞 2名(賞品 シューティンググリップキット『VLOGCAM ZV-1G』)

わこちゃん・おっくん賞 4名(賞品 自然観察グッズ)

「お花見 ♪」(吉澤 純)
「ごちそう」(たなしげ)
「あっちへ行って!」(本多 純)
「それって美味しいの?」(Keny)

 

佳作 18名 (賞品 粗品)

【開催概要】
主催:公益財団法人 日本自然保護協会、ソニーグループ株式会社
応募テーマ:わぉ!、おもしろい、感動した、人に伝えたいと思った自然のなかの生きもの(植物・動物)の写真とエピソード。
応募受付期間:2021年11月1日(月)~2022年1月10日(月)
審査員:茂木健一郎(脳科学者)、秋山幸也(相模原市立博物館学芸員)、わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト事務局
写真展:全国各地で入選作品の写真展を開催します。

入選作品はこちらのサイトでご覧いただけます。

わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」とは
生物多様性を守るには多くの人が自然を好きになることが大切。その想いから、NACS-Jとソニーが2015年に協働して立ち上げたプロジェクトです。自然観察会や保全活動などの自然に触れる「体験」と、フォトコンテストやFacebookによる発見や感動の「共有」。この2つの側面から、多くの方に自然のおもしろさや大切さを伝えています。

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