2023.12.21(2023.12.21 更新)
<日本自然保護大賞2023>福岡県・筑後川まるごと博物館運営委員会への授賞セレモニーを開催しました
イベント報告
専門度:
テーマ:里山の保全人材育成自然環境調査自然観察ツール子育て川の保全
フィールド:川子育て
こんにちは、自然のちから推進部の渡辺です。
全国各地の受賞団体を訪問して開催している今年の日本自然保護大賞授賞セレモニー。
教育普及部門の大賞を受賞した福岡県久留米市の筑後川まるごと博物館運営委員会への授賞セレモニーを開催してきました。
筑後川まるごと博物館運営委員会は、筑後川の河川敷での自然観察など年6回の連続講座を開催。最終回には観察の成果を子どもたち自身でまとめて発表し、「ちくご川子ども学芸員」として認定しています。授賞セレモニーは、この発表会の日とあわせて開催させていただきました。
まずは子どもたちの発表会。
3歳~小学6年生まで、恐竜時代に生きていた虫について調べたり、チョウが好きな子はさまざまなチョウの生態を一覧にしたり、自分が好きな虫はどんな虫でなぜ好きかをまとめたりと、子どもたちそれぞれの興味・視点でみた自然を個性豊かに表現し、発表していました。
子どもたちのちょっと緊張したり照れたりしながらも誇らしげに発表する様子や、それを見守る親御さんたちの嬉しそうな表情がとても印象的でした。
子どもたちの自由な視点を活かした観察力を引き出した筑後川まること博物館の皆様が取り組まれている意義がとてもよく伝わってきました。
その後の授賞セレモニーには子どもたちも一緒に参加してくれ、楽しいセレモニーとなりました。
発表会の準備中の子どもたち。
同じ自然を観察しても興味を持つポイントは皆さまざま。それぞれの個性が生かされた発表でした。
中学生も特別発表してくれました。
【特設サイト】日本自然保護大賞2023 受賞者 活動紹介/講評