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2017.08.24(2017.09.12 更新)

食べ続けたいから知っておきたい!「うなぎ」をテーマにNACS-J市民カレッジを開催しました。

三菱商事株式会社

対象:一般市民従業員学生

貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット

日本自然保護協会(以下、NACS-J)に集うさまざまなスペシャリストが講師をつとめるNACS-J市民カレッジ(略称:Nカレ)のシリーズ55回目のテーマは、3年前にIUCNレッドリストで絶滅危惧種に指定されたニホンウナギ。絶滅危惧種なのに、土用の丑の日には日本中で鰻重や鰻丼が食べ続けられている今、ウナギをこれからも食べ続けていくために知っておきたいウナギの今を参加者の皆様と学びました。


 

NACS-Jは、7月19日(水)、三菱商事株式会社のMC FOREST(東京都千代田区)を会場に、シリーズ55回目となるNカレ「ウナギ」を開催しました。講師は、ウナギ研究の第一人者である中央大学法学部准教授の海部健三先生。ウナギの知られざる生態や暮らしぶりを最新情報を交えながらお話いただき、参加者の皆様と学びました。

 

 

海部先生には、そもそもウナギの生態はどうなっているのか、生息環境はどうなっているのかなど最近分かってきたウナギのことから、ウナギの流通の様々な問題点、他の国での対策などをとても分かりやすくお話しいただきました。先生の通る声と大柄な見た目も相まって思わず皆さん釘付けに…あっという間の90分でした!

 

 

ウナギ目線でみてみると河川に造られた堰の大きさや多さ、養殖の仕組み、法律など問題がたくさん見えてきて、参加者からは「ちょっと衝撃的」という声も。ほかにも、「河川環境(生育環境)の問題の大きさに大変おどろきました」、「放流が必ずしも良いとは言えないことにびっくりしました」などの感想もいただき、学びの多いNカレとなりました。

 

 

日本の河川の中で人工的な構造物のない川は2つしか残っていないそうです。川に堰がたくさんあると遡上ができず、ウナギをはじめ多くの生物の生息域を制限してしまいます。現在NACS-Jでは、海部先生と協力をして「自然しらべ2017 うなぎ目線で川・海しらべ!」を実施中。土用の丑の日にウナギが安心して食べれらる世の中であれるように、できることからやっていきたいですね。

今回も定員を大幅に上回る皆様にお申込いただいたこのNACS-J市民カレッジ(略称:Nカレ)は、ひとりでも多くの人たちに日本の自然に興味をもっていただき、その素晴らしさや守ることの大切さを知ってもらいたいという想いからNACS-Jが主催している市民カレッジです。
東京丸の内で開催するNカレは、三菱商事株式会社とともに毎月1回のペースでおおくりしています。一ヶ月前を目処にウェブサイト等でリリースいたしますので、ご興味のあるテーマのときには、ドシドシお申込み、ご参加ください。
※NACS-J市民カレッジは大変人気のカレッジです。ご案内は会員や寄付サポーターの皆様を優先的にさせていただいております。ご了承ください。


 

※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。

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