里やまのモニタリング調査講習会(神奈川)  2月28日

 こんにちは、モニ太です。
 姉妹プロジェクト「モニタリングサイト1000里地調査」と合同で、アカガエルの調査と地域の全体像を把握する人為的インパクト調査を行いました。会場は、各地の仲間にも登録している「NPO法人山崎・谷戸の会」さんの活動場所、鎌倉市の鎌倉中央公園です。遠くは岡山の方も参加して延べ38人となりました。
 午前中はあいにくの雨となってしまいましたが、午後はすっかり調査日和。手入れの行き届いた田んぼで、ヤマアカガエルとニホンアカガエルの卵塊を実際に触れて比べることができました。調査講習会のあとは、参加者の方からアカガエルの生態記録映像を見せてもらい、参加者の交流もできました。

今後も誰でも参加できるモニタリングの講習会を開きますので、ぜひ足を運んでくださいね!

畦を壊さないように気を気をつけて調査

畦を壊さないように気をつけて(アカガエル調査)

 

見晴らしのいいところで地図を片手に(人為的インパクト調査)

見晴らしのいいところで地図を片手に(人為的インパクト調査)

ミノムシ

2月に入ってからいなり山でも寒い日が続いています。
冬になると木の葉が落ちて、森の中がすかすかで見通しが良くなりますが、
春から秋に森をにぎわしていた虫たちはめっきり姿を見なくなります。
この時期目立つのが、ミノムシ。
ミノムシと一口に言っても、実は種類がいっぱいいるのだとか。
よく見かけるのは、写真のチャミノガ。
中に入っているのは小さなガの幼虫で、
雌が一生このミノの中で過ごす種類もいるそうです。
まだまだいなり山には知らないいろんな生きものがいっぱい。

チャミノガ

チャミノガ

続:ため池百選

こんばんは、モニ太です。
以前お知らせした、ため池百選ですが、
全国に21万もあると言われるため池の中から、
候補が287カ所まで絞られたそうです。
中には、各地の仲間に入っている、宍塚大池も候補に選ばれています。
現在、この中から百選を選ぶために、一般の投票が実施されています。
みなさんのお気に入りのため池も入っているかも知れません。
もしなくても、資料を見てここはと思うため池に投票して、
その場所の保全のために、ぜひみなさんの意見を国に届けてみてはいかがでしょうか。
詳しくは以下のページに掲載されています。
http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/bousai/090417.html

厳冬

こんにちは、モニ太です。
年が明けても寒い日が続いています。

いなり山の近くの田んぼでも、
今年は一面に氷が張っています。
寒くて辛いけれど、お天気がいいときには氷がきらきら輝いて、
一年で一番、新しくてきれいな時期かもしれません。

今年は良い年になりそうな予感です。

冬の田んぼ

冬の田んぼ

みんなで出かけよう♪

こんにちは、モニ太です。
今日はおもしろそうなイベントのお知らせです。
来年の5月から6月に、全国各地で自然観察会が開かれるとか。
今は、その時開く観察会の情報を募集しているそうです。
詳しくは下のページを見てみてください。
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/kansatsu/2009/11/2010.html

その頃はもう暖かくなっていて、外に出るのが楽しい時期ですね。
僕ものぞきに行ってみたいなぁ。

冬の使者達

こんにちは、モニ太です。
今年も残すところあと2週間。早いものですね。
いなり山の木もずいぶんと葉を落としました。
この時期遠くからやってくるのがカモさんたち。
北海道では、こっちでみないカモさんもいるようです。
写真はホオジロガモ。
その名の通りほっぺたが白いですね。
これからしばらくを日本で過ごし、
暖かくなる頃にはもっと北に帰って行くそうです。
収穫した後の田んぼの落ち穂や、二番穂などは、
カモやハクチョウなどにとってごちそうだとか。
寒い冬の間、日本で楽しくすごしてもらいたいものです。

ホオジロガモ

ホオジロガモ

未来遺産

こんにちは、モニ太です。
今日はちょっとうれしいお知らせです。
里やまの保全活動をしている仲間の活動が認められて、
「未来遺産」に登録されたそうです。
登録されたのは、NPO法人 ウェットランド中池見のみなさんです。
里やまの保全活動が、こうやって世の中に評価されて、
どんどん広がっていけばいいですね。

・第1回プロジェクト未来遺産の詳細は→
http://www.unesco.jp/mirai/about/basic_pro.html
・NPO法人 ウェットランド中池見の→
https://asp.hotel-story.ne.jp/NACSJ/nakama/nakama.asp?group=34

生きものの病気:ラナウィルス

こんばんは、モニ太です。
今日はちょっと、怖い話です。

いなり山からそう遠くないところのため池に棲んでいたサンショウウオさんが、
病気にかかってみんな死んでしまったそうです。

その病気の原因はラナウィルスというウィルスで、
海外ではこのウィルスで、カエルやサンショウウオがたくさん死んでしまったそうです。
人間には感染しないそうですが、ウィルスが感染している地域を歩いた靴で、
そのまま別の場所に行くだけで、感染が広がってしまうそうです。
冬の間カエルやサンショウウオがたくさん死んでいるのを見かけたら、
必ず家で靴を洗ってください。

このウィルスの詳しいことは麻布大学で研究しているようなので見てみてください。
http://www.azabu-u.ac.jp/topics/detail2008/081210_ranavirus.html

秋のめぐみ2

こんにちは、モニ太です。
秋もすっかり深まりましたね。
木々の紅葉が鮮やかになり、いろんな木の実が実っています。
写真はアキグミ。
ちょっと小さくて渋いですけど、僕は大好き!
みなさんも次の連休、里やま散歩がてら、
おいしい秋のめぐみを味わってみてはいかがでしょうか?

アキグミ

アキグミ

生物多様性の道プロジェクト

こんばんは、モニ太です。
今日はNACS-Jの2010年生物多様性条約のCOP10に向けた企画、
「生物多様性の道プロジェクト」のご紹介です。
生物多様性の道プロジェクトは、家のまわりや地域で、
いつまでも大切に残していきたい自然を「生物多様性の道」として登録し、
ずっと見守っていこうという活動です。
地域でいろいろな生きものがいる場所、自然のありがたさ・よさが感じとれる場所、
市民が自然を守る活動をしている場所、地域でずっと大切にしてきた場所を募集して発表し、
これからも守り続けていけるようアピールします。
現在まだまだ、参加者や情報を募集中です。
ぜひぜひご参加下さい。
*プロジェクトのURL:http://www.nacsj.or.jp/project/waytob/

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