2009,11

生きものの病気:ラナウィルス

こんばんは、モニ太です。
今日はちょっと、怖い話です。

いなり山からそう遠くないところのため池に棲んでいたサンショウウオさんが、
病気にかかってみんな死んでしまったそうです。

その病気の原因はラナウィルスというウィルスで、
海外ではこのウィルスで、カエルやサンショウウオがたくさん死んでしまったそうです。
人間には感染しないそうですが、ウィルスが感染している地域を歩いた靴で、
そのまま別の場所に行くだけで、感染が広がってしまうそうです。
冬の間カエルやサンショウウオがたくさん死んでいるのを見かけたら、
必ず家で靴を洗ってください。

このウィルスの詳しいことは麻布大学で研究しているようなので見てみてください。
http://www.azabu-u.ac.jp/topics/detail2008/081210_ranavirus.html

秋のめぐみ2

こんにちは、モニ太です。
秋もすっかり深まりましたね。
木々の紅葉が鮮やかになり、いろんな木の実が実っています。
写真はアキグミ。
ちょっと小さくて渋いですけど、僕は大好き!
みなさんも次の連休、里やま散歩がてら、
おいしい秋のめぐみを味わってみてはいかがでしょうか?

アキグミ

アキグミ

生物多様性の道プロジェクト

こんばんは、モニ太です。
今日はNACS-Jの2010年生物多様性条約のCOP10に向けた企画、
「生物多様性の道プロジェクト」のご紹介です。
生物多様性の道プロジェクトは、家のまわりや地域で、
いつまでも大切に残していきたい自然を「生物多様性の道」として登録し、
ずっと見守っていこうという活動です。
地域でいろいろな生きものがいる場所、自然のありがたさ・よさが感じとれる場所、
市民が自然を守る活動をしている場所、地域でずっと大切にしてきた場所を募集して発表し、
これからも守り続けていけるようアピールします。
現在まだまだ、参加者や情報を募集中です。
ぜひぜひご参加下さい。
*プロジェクトのURL:http://www.nacsj.or.jp/project/waytob/

冬の準備

こんにちは、モニ太です。
急にここのところ寒くなって、鳥取では雪が降ったとか。
いなり山でも、みんな冬支度を始めています。
ゴマダラチョウさんの子供達は、棲んでる木の葉が落ちる前にと、
まだ頑張って葉っぱを食べています。
来年の春になれば、大人になって空を飛べるけれど、
その前にくる、厳しい冬の間は、
落ち葉の下に隠れて眠っているんです。
これから半年、まだまだ長いですね。

ゴマダラチョウの幼虫

ゴマダラチョウの幼虫