こんばんは、アナグマナナコです。今回は久しぶりにモニ1000里地調査の水環境調査講習会の様子をお知らせします。

会場の「荒沢湿地」は重要湿地500にも選ばれた、ミズバショウで有名な湿地です。この湿地周辺は地すべり地形で、発生期が異なる沼が散在する珍しいところで、今年3月に地元の20年間の努力により宮城県の自然環境保全地域となりました。今回はその中でも最も下流に位置する田谷地沼にて調査を行いました。

参加者は舟稜やまの会メンバーとモニ1000スタッフ合わせて6人。田谷地沼のPHを測定すると、沼に流入する小川よりも酸性となりました。これは、沼に植物遺体の腐食質がある証拠。受講した皆さんは、興味深げに調査に取り組んでいました。

この地域の特徴である水環境をモニタリングすることで、環境の監視を続けていってほしいと思います。

田谷地沼田谷地沼