2007,11

第2回学習会が開催されました!

こんばんは。福岡の友達、アナグマのナナコです。

11月10、11日に福岡県九州大学伊都キャンパス生物多様性保全ゾーンにて、

第2回「身近な自然を見つめる目」調査学習会に参加してきたのでお知らせします。

参加者は計29人。福岡を中心に遠くは茨城、広島からも参加者がありましたよ。

学習会では、植物相とカエル類のモニタリング方法や、地域の保全計画のデザイン手法

を学びました。

実習風景

一日目は、九大新キャンパスの取り組みや、保全を目指した調査の意義について

講義の後、植物相調査の野外実習を行いました。3人1組の班になって調査を開始。

秋も深まり枯れそうな植物も多い中、皆さんがんばって同定していました。

2日目はカエル類調査の実習です。「こんな時期だからどうかな・・・」という心配

をよそに、真っ赤なニホンアカガエルとツチガエルの小さい成体が見つかりました。

ワークショップ

午後は、講師によるカエル類の指標種調査について講義の後、地域の保全計画

をデザインする手法についてワークショップを行いました。この方法は「保全対象」と

「モニタリング調査」が一体となった計画を立案・実行するためのものです。

参加者の皆さんは、九大の生物多様性保全ゾーンについて

プロジェクトメンバーと仮想としてワークショップに取り組みました。

本当に盛りだくさんの2日間でした。これをきっかけに地域で生かして

いただければうれしい限りです。私も帰ってやってみよう。

紅葉まっさかり

こんばんは、モニ太です。

11月も中旬になると風が冷たくて、もう夜は動きたくありません。

山の紅葉はまさに紅葉真っ盛り。まるで熱を発しているように真っ赤に染まっています。

黄色い葉っぱも赤い葉っぱも全部落ちてなくなったら、いなり山も木枯らしの吹く、冬本番を迎えます。

紅葉

写真:紅葉

冬支度~エゾリス

こんばんは、モニ太です。

冬がどんどん近づいてきました。

僕の住んでいるいなり山も、少しずつ紅葉が始まりました。

遠い北海道に住んでいるキタキツネのコン太君からお手紙が来ました。

北海道ではすでに紅葉がまっさかり。

森の動物たちは冬支度で大忙しだそうです。

エゾリス達ももう冬毛に衣替え。

またやってくる春を楽しみに、寒い時期を乗り越えます。

エゾリス

写真:エゾリス