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沖縄・辺野古 大浦湾の保全

Home なくなりそうな自然を守る 沖縄・辺野古 大浦湾の保全 ニュース&トピックス 辺野古・大浦湾の保全を求める要望書を、2.5万件を超えるサポーターの声と共に沖縄県、日本政府へ再提出しました

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2021.02.12

辺野古・大浦湾の保全を求める要望書を、2.5万件を超えるサポーターの声と共に沖縄県、日本政府へ再提出しました

2019年10月に開始した辺野古・大浦湾がホープスポットのサポーターを募集する署名は2021年1月に終了しました。

署名は合計25,925名(インターネット21,296名、紙媒体4,629名)の声となり、改めて沖縄県知事には沖縄県による自然を守る制度の適用を求める要望、日本政府には工事の一時停止と環境調査を求める要望を提出しました。

 

沖縄県知事宛

辺野古・大浦湾がホープスポットに認定されたことを受けて沖縄県による自然を守る制度の適用を求める要望書(PDF/107KB)

日本政府宛

普天間飛行場代替施設建設事業の工事一時停止と環境調査の実施に関する要望(PDF/125KB)


沖縄県知事宛

2021年2月9日

沖縄県知事玉城デニー様

公益財団法人日本自然保護協会
理事長 亀山 章

辺野古・大浦湾がホープスポットに認定されたことを受けて沖縄県による自然を守る制度の適用を求める要望書

私たちは生物多様性豊かな辺野古・大浦湾の保全に長期にわたり取り組んでおります。

自然破壊が進む辺野古・大浦湾では、工事実施区域の影響が周囲に及ばないように保護を強化しておく必要がありますが、日本政府による工事実施区域内での自然破壊が止まない現状では、沖縄県が、県の宝である辺野古・大浦湾を守るために、よりいっそうの努力をすることが求められます。

沖縄県の権限でかけられる保護の制度として、沖縄県文化財保護条例の天然記念物、ラムサール条約登録を見据えた鳥獣保護区の指定などがあります。チリビシのアオサンゴ群集や長島の洞窟など学術的に重要な対象については天然記念物の指定が適切であり、ラムサール条約潜在候補地である大浦川河口については同条約登録に向けた制度の適用が可能です。チリビシのアオサンゴ群集などの重要な場所については、保護制度の適用と同時にエコツアー事業者の環境保全利用協定の認定などで持続可能な利用を進めていくことも大切です。

2019年10月に、米国NGOミッションブルーにより辺野古・大浦湾一帯がホープスポット(HopeSpot:希望の海)に認定されました。私たちはホープスポットを支持し、沖縄県による自然を守る制度の設置に賛同する24,235名の市民の署名を昨年3月24日に沖縄県にお届けしました。この署名は2021年1月11日まで続けましたところ、合計25,925名(インターネット21,296名、紙媒体4,629名)の声となりましたので、改めて追加分についてお送りいたします。

私たちは沖縄県が保護の制度を適用し、チリビシのアオサンゴ群集、長島の洞窟、大浦川河口などの貴重な場所を工事の影響等から守っていただき、ホープスポットに認定された貴重な海を次世代に渡せるようにしていただくことを要望します。


日本政府宛

2021年2月9日

内閣総理大臣 菅 義偉 様
防衛大臣   岸 信夫 様
環境大臣  小泉 進次郎様
農林水産大臣 野上浩太郎様
内閣府特命担当大臣
(沖縄及び北方対策) 河野太郎様
沖縄防衛局長 田中 利則様

公益財団法人日本自然保護協会
理事長 亀山 章

        

普天間飛行場代替施設建設事業の工事一時停止と環境調査の実施に関する要望書

日本自然保護協会は、沖縄の生物多様性豊かな自然環境の保全に取り組んでいる立場から、以下の理由にもとづいて普天間飛行場代替施設建設事業の工事の一時停止と環境調査の実施を要望します。

この事業についての設計変更承認申請書には、最近になり判明した軟弱地盤の実態や地盤改良工事の詳細が書かれていない、絶滅危惧種であるジュゴンの保護対策が不十分である、埋め立て資材に伴う外来種対策が考慮されていないなど、多くの不備があります。

2019年10月に、米国のNGOミッションブルーにより、辺野古・大浦湾一帯がホープスポット(HopeSpot:希望の海)に認定されました。対象の範囲は、辺野古・大浦湾を中心にした天仁屋から松田までの44.5平方キロメートルの海域です。この認定により、辺野古・大浦湾の生物多様性やそれを育む地形の豊かさが改めて国際的に認められました。

私たちはホープスポットを支持し、日本政府が工事を一時中止し環境調査を再度行うことに対し寄せられた24,235名の市民の署名を8月21日に政府にお届けしました。この署名は2021年1月11日まで続けましたところ、合計25,925名(インターネット21,296名、紙媒体2,629名)の声となりましたので、改めて追加分についてお送りします。

日本の財産である生物多様性豊かな辺野古・大浦湾の自然を守ることは日本政府にとっても重要なことであると考えます。工事の一時停止と環境調査の実施をするよう要望いたします。


ご参考

日本自然保護協会(2020)ホープスポットに認定された辺野古・大浦湾一帯の貴重な自然の保全を求める署名(追加1,798名分)を 日本政府と沖縄県に提出しました

日本自然保護協会(2019)日本初のホープスポットに辺野古・大浦湾一帯が認定されました!

海中での調査は、専門性と十分な費用が必要です。
長年にわたり調査を続け、それをもとに科学的な提言を行うことができたのは、皆さまのご寄付があったからこそです。
心から感謝するとともに、今後ともご支援をお願いいたします。

サンゴ礁の海、沖縄&奄美の自然を守る活動へのご支援のお願い

署名用紙の写真

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