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2003.11.01

AKAYAプロジェクト 地元の活動の中心となる地域協議会が発足しました。

会報『自然保護』No.476(2003年11/12月号)より転載


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▲9月26日プロジェクト体験視察

群馬県三国山地の国有林約1万haを対象に、地域社会・行政・NACS-Jがパートナーとなって環境管理と持続的な社会づくりをすすめる「三国山地/赤谷川・生物多様性復元計画(通称『AKAYA(赤谷)プロジェクト』)」。

9月1日、地域の有志グループによる新たな組織「赤谷プロジェクト地域協議会(代表・岡村興太郎さん)」が発足し、地元・新治村で第1回地域説明会を開催しました。地元で行なわれる新たな取り組みということもあり、説明会には多くの方々が参加されました。地域協議会の発足を受けて、プロジェクトは今秋の正式発足を目ざして準備がすすめられています。

(安田剛士/地域協議会事務局・アミ動物病院)


031101akaya2.jpgプロジェクトについて報じた新聞記事

(右)8月29日付け、上毛新聞
(下)9月13日付け、読売新聞

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■地域協議会メンバーの皆さん

031101akaya_okamura.jpg代表・岡村興太郎さん(法師温泉長寿館)
赤谷川の上流域の国有林は、過去にずいぶんと大木も切られてしまいましたが、環境保全あっての私たちのくらしであるということを、だれしも共有できる時代になりました。そして、望ましい自然環境のあり方を考えるには、しくみとして足りないものが多いことに、みんなが気づくようになってきました。
自分たちの環境には、自分たちがもっと責任を持ち、公的な組織とともに真の公益を追い求めていく。私は、それが新しい「日本のくにづくりのしくみ」なのではないかと感じている次第です。

031101akaya_hayashi.jpg林 泉さん(川古温泉浜屋旅館)
今回のプロジェクトは、この地域の森林にかかわる、あらゆる人たちが集まり、一緒に協議しながら、国有林を守り、育て、そして利用していきましょうというものです。川古ダムの底に沈む予定だった豊かな自然が、国の政策変更でそのまま残されました。せっかく残された自然を大事にしていくことで、地域にとって何かを生むきっかけになれたとしたら、それは大きな意味があると思います。もともと私たちは自然の恩恵を受けて生きてきたはずです。時には被害が出る場合もありましたが、自然をできる限り昔のような姿に戻して、さらに私たちがその自然を通して生活できるような形になれば理想的なのではないでしょうか。

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