会報『自然保護』No.580 2021年3・4月号 特集:東日本大震災から10年~復興と自然の移り変わり~
2021年3月1日
今月の
表紙
第7回フォトコンテスト優秀賞
「スズメ」
福井県にあるこの地区では菜の花を栽培し、田植えが始まる直前にトラクターで土に鋤き込んで肥料にするという方法を行っています。この日は一面に菜の花が咲き誇る中で一番背の高い茎に1羽のスズメがとまりました。あたりをキョロキョロと見回しています。その瞬間を撮りました。
Contents
東日本大震災から10年~復興と自然の移り変わり~

巨大津波、そして原発事故による放射性物質の拡散……。
未曾有の大災害である2011年の東日本大震災から今年で10年。被災地で行われてきた復興工事はどのような経過を辿り今に至るのか。また震災後の自然はどのような変化を遂げたのか。現地の方々にお話を伺い、現在の状況と未来への思いを教えてもらいました。
防潮堤で固められた自然と共生する町の行方
シンボルの砂浜を守った地域活動からの学び
被災地で育つ子どもに里山体験
仙台湾を縁取る海岸林のこの10年
野生生物の放射性物質汚染。10年の推移
よみがえれ! 生命の宝庫、蒲生干潟
小泉海岸。子どもたちに伝えたいこと
自然とともにある地域のアイデンティティを育むために
東日本大震災・復興から学ぶこと
香川照之さんからのスペシャルメッセージ
今日からはじめる自然観察
もっと仲良くなろう、イヌフグリの仲間たち
私たちの足元で、春の訪れをそっと教えてくれるオオイヌノフグリの花。青く可憐なその姿は、まるでこちらを見上げて微笑んでいるかのようです。そんな愛くるしい彼らと、今年はもっと仲良くなってみませんか?
(小林健人 八王子市長池公園副園長 自然観察指導員)
ヤゴ図鑑
あごの形だけではなく、全体の姿も種類によっていろいろです。
(盛口 満 沖縄大学学長)
NACS-J NEWS 各担当からの報告
四国のツキノワグマを絶滅させない!地域の理解や協力を得る活動を展開中 中池見湿地で水環境の変化をモニタリング中 自然観察指導員講習会の参加者募集 NACS-Jと日本野鳥の会が連名で風力アセス手続き緩和に意見書提出 絶滅危惧種オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ ワンヘルス共同宣言とシンポジウムの開催 第3回ユネスコエコパーク(BR)実務者研修の開催屋久島・口永良部島ユネスコエコパーク、低地照葉樹林保全の要望に林野庁対応
モニ1000全国交流会「withコロナ時代の里山の保全と活用」を開催
ネイチュア・フィーリング実践テキスト出版記念講演会オンライン開催
自然保護大賞2021 受賞者発表
N-Café(会員投稿コーナー)
Book and Present
会報『自然保護』は、日本自然保護協会会員の皆様に2か月に一度(毎奇数月1日発行)お届けしています。自然保護の最新情報、自然観察ノウハウ、生きものの生態など毎号多彩なテーマで自然に関する情報を掲載しています。






