「すべてのこどもに自然を!プロジェクト」では、家庭の境遇や地域に関わらず、すべての子どもが自然と出会い、自然を感じ、自然と関わる機会を得られる社会を目指しています。
乳幼児期の自然との出会いは、子どもにとって、生涯にわたる自然との関わりの土台となります。しかし、乳幼児を対象とした自然観察プログラムは、小学生以上とは異なる配慮や実践知が求められ、担い手の不足や保育現場との連携の難しさが課題となり、極めて少ないのが現状です。
本シンポジウムでは、乳幼児期の自然観察に豊富な経験をもつ実践者や研究者から、具体的な実践や考え方を学びます。また、自然観察指導員や保育・教育関係者など、多様な立場の参加者との交流を通して、乳幼児期の自然観察を広げるネットワークづくりを目指します。
開催概要
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日 時
2026年10月10日(土) 10:30~16:30(予定) -
会 場
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参加対象
自然観察指導員/保育士・幼稚園教諭・保育教諭/園関係者/研究者・学生/自治体関係者/企業関係者/乳幼児期の環境教育に関心のある方 -
定 員
現地参加150名程度 / オンライン参加:300名程度
※現地参加は応募者多数の場合、抽選となります。 -
参加費
無料
※交通費等は各自ご負担ください。
※現地集合・現地解散となります。
プログラム
| 10:30 | 開会式 |
|---|---|
| 10:35 | 趣旨説明 小林 今日子 (NACS-J 自然のちから推進部 教育連携担当 室長) |
| 10:50~11:50 | 基調講演 浅井 幸子 氏 (東京大学大学院教育学研究科 教授) |
| 12:00~13:10 | 実践報告 橋詰 純子 氏 (甲賀市みなくち子どもの森/自然観察指導員/カワセミ自然の会事務局/木育インストラクター) 植原 彰 氏 (NACS-J理事/乙女高原ファンクラブ代表世話人/自然観察指導員講習会 講師) |
| 14:00~15:00 | パネルディスカッション 基調講演・実践報告の登壇者に加え、自然観察指導員を受け入れた経験のある幼稚園関係者を交え、乳幼児期の自然観察をどのように始め、深め、継続していくかについて議論します。 |
| 15:00 | 閉会式 |
| 15:15~16:15 | 交流会(現地参加者のみ) 自然観察指導員・幼児教育実践者・園関係者など、乳幼児期の自然観察に関心をもつ参加者同士が出会い、実践や関心、これから取り組んでみたいことを共有する時間です。 「園とつながりたい」「地域で始めてみたい」「実践の悩みを相談したい」という方も、ぜひご参加ください。 |
登壇者のプロフィールはこちらをご覧ください。
お申し込み方法・〆切
以下のフォームよりお申し込みください。
【申込〆切】
- 現地参加2026年8月17日(月)
- オンライン参加2026年9月27日(日)
※現地参加は応募多数の場合、抽選となります。当落結果は、申込〆切後5日以内を目安にメールでご連絡します。
※オンライン参加は基本的に抽選はなく、お申込いただいた方皆様ご参加いただけます。
お子さま連れのご参加について
本シンポジウムでは、乳幼児期の自然観察や子どもの育ちをテーマとしていることから、お子さま連れで参加される方もいらっしゃいます。現地参加される方におかれましては、本フォーラムの趣旨をご理解いただき、小さなお子さまの声や動作も含めて、温かく見守っていただけると幸いです。
また、お子さま連れで参加される方におかれましては、講演やディスカッションの進行に大きな影響が生じる場合には、大変恐れ入りますが、一時的にご移動や休憩スペースの利用等をお願いする場合はございます。どうかご理解とご協力をお願いいたします。
※授乳室・おむつ替えスペース等の会場設備については、大変恐縮ながら主催者側で用意できない可能性がございます。現在調査中ですので、わかり次第本ページに追記掲載いたします。
※恐縮ながら託児サービスも実施していません。あらかじめご了承ください。
ご参加にあたっての確認事項
写真・映像の撮影について
当日は、記録および主催団体の活動広報のため、写真・動画を撮影します。撮影した写真等は、当会のウェブサイト、会報、SNS等で使用する場合があります。あらかじめご了承ください。
個人情報の取扱いについて
お申し込みの際にご提供いただく個人情報は、本フォーラムの運営および「すべてのこどもに自然を!プロジェクト」に関するご案内のために使用し、下記、日本自然保護協会のプライバシーポリシーに基づき適切に管理いたします。
日本自然保護協会 プライバシーポリシー開催内容の変更について
天候や災害、講師の都合その他やむを得ない事情により、開催方法やプログラム内容等を変更または中止する場合があります。あらかじめご了承ください。
当日の運営協力について
皆様が安心して参加いただけるよう、スタッフの案内へのご協力をお願いいたします。運営を著しく妨げる行為があった場合には、参加をご遠慮いただくことがあります。
登壇者紹介
基調講演・パネルディスカッション
浅井 幸子 氏東京大学大学院教育学研究科 教授
学校教育・幼児教育を専門としている。イタリアのレッジョ・エミリアの幼児教育と、それに学んだレッジョ・インスパイアードの教育を中心に、子どもの探究について研究を進めてきた。近年は、とくに子どもと自然やモノとの関係性が織りなす世界に関心を寄せ、子どもと自然の関係の問い直しを試みている。
実践報告・パネルディスカッション
橋詰 純子 氏甲賀市みなくち子どもの森/自然観察指導員/カワセミ自然の会事務局/木育インストラクター
幼少期は、近所の子どもたちと竹林に基地を作り、レンゲを摘むなど、自然の中で自由に遊ぶ日々を過ごした。そんな中で草花を眺め、風を感じながら静かに空想を巡らせる時間を大切にしていたことが、現在の自然観察の原点となっている。
大学卒業時に恩師の勧めで自然観察指導員となって以来、長年にわたり、0歳から80代まで幅広い世代を対象に自然観察活動を実践してきた。
とりわけ乳幼児との自然観察に継続的に取り組み、0〜2歳児の観察会では、子どもの感性に寄り添いながら、言葉をかけたり、待ったりして、失敗と改善を重ねつつ丁寧に積み重ねてきた。実際には自分が教えるのではなく、子どもや自然から学ぶ日々を積み重ねてきたように感じている。その実践と試行錯誤の経験は、日本自然保護協会が発行したテキスト『すべてのこどもに自然を!幼児教育・野外指導者のための乳幼児との自然観察AtoZ』の執筆にも活かされている。
植原 彰 氏NACS-J理事/乙女高原ファンクラブ代表世話人/自然観察指導員講習会 講師
学生時代に自然観察指導員講習会受講、仲間と観察会活動を始めた。山梨県公立小学校教諭に就職後、ノラやまなし(指導員連絡会)・乙女高原ファンクラブ等を設立し、活動継続。さらに、自然観察と絵本読み聞かせのコラボ企画を神社境内で行ったり、保育園や幼稚園等で自然観察会や保護者向け講演会、指導者向け研修会を担う。著書『学校で自然観察』等。ユーチューブ・チャンネル「おしえてうえちゃん、いつでもどこでも自然観察」
パネルディスカッション
山口 晃司 氏東京都中央区立明石幼稚園 園長
生まれも育ちも東京都品川区。幼少期は、虫を触るのも怖い、いわゆる都会っ子。
1993年に東京都文京区に幼稚園教諭として着任。2013年に自然観察指導員となり、保育の中で身近な自然に触れる機会や、親子での自然観察会を実施している。
保育現場に自然観察指導員を外部講師として招聘し、2024年に「身近な自然との関わり みて!どうして?分かった!~子どもの気付き・発見を支える援助を探る~」を研究主題に保育研究を行い研究発表会を開催した。


