綾の照葉樹林プロジェクト20周年
2026年1月1日
プロジェクト
(写真: 綾の照葉樹林)
2005年から官民協働で綾の照葉樹林(宮崎県)の復元を進めてきた「綾の照葉樹林プロジェクト」(以下、綾プロ)は、2025年で20周年を迎えました。2026年1月24日(土)~25日(日)に「20周年記念報告会」と「照葉樹林ウォーク」を開催します。
1日目は、NACS-J理事長の土屋が「ネイチャーポジティブにかかる国内外の動向と綾プロ」と題して綾プロと親和性の高いネイチャーポジティブの最新動向について話題提供します。そのほか、九州森林管理局や綾町から、間伐による復元事業や保護林の設定、綾ユネスコエコパーク登録などの成果、近年の綾プロの枠を超えた学校を巻き込む苗づくりや企業との連携による里山生態林づくりなどの取り組みについても報告します。パネルディスカッションでは、100年の森づくりに向けて多様なパネリストが議論します。
2日目は照葉大吊橋から復元の見本林や自然林を歩くエクスカーションも開催されます。申し込みは、綾町役場ユネスコエコパーク推進室(TEL:0985-77-3482)まで。
担当者からひと言
朱宮 丈晴 (しゅみや たけはる)日本自然保護協会(NACS-J)ネイチャーポジティブ担当
発足当初から関わらせていただき20年を迎えました。綾プロも若い世代へどう引き継ぐかが求められています。


