2017.09.05(2017.09.06 更新)
2017年「全国一斉わぉ!わぉ!かんさつ会 ~セミのくらし~」を全国各地で開催しました!
ソニー株式会社
対象:一般市民従業員ファミリー子ども
貢献:自然の守り手拡大SDGs愛知ターゲット
日本自然保護協会(以下、NACS-J)がソニー株式会社(以下、ソニー)と協働で実施している「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」では、2017年の夏、セミをテーマにした自然観察会の支援を行い、全国各地で活動している13団体が観察会を開催、総勢350名を越える皆様が参加してくれました。
NACS-Jとソニーは、協働で実施している「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」のプログラムの一環として、7月から8月にかけて「全国一斉わぉ!わぉ!かんさつ会 ~セミのくらし~」を開催しました。全国で活動しているNACS-Jの自然観察指導員や野外活動施設に呼びかけ、全国各地の13団体が観察会を開催、合計15回の観察会で総勢359名の皆様が参加してくれました。
今回のテーマである「セミ」は、親子で身近な場所で観察ができ、生きものの「いとなみ」に触れることができる夏の自然観察会の定番です。「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」では、各開催団体の観察会の広報協力や、セミの観察会のツール提供など、観察会開催の支援を実施。ツールのなかでも、自然観察指導員東京連絡会(NACOT)が実践してきた成果を活用させていただいた「セミクイズ」や「セミの抜け殻チャート図」は分かりやすいと大好評でした。
セミの羽化の観察会から抜け殻さがしなど、それぞれの観察会で「わぉ!」という感動とともに、「セミのくらし」を学ぶ機会になったようです。各レポートは、写真とともに「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」のFacebookで発信しています。
<開催してくれた各地の団体からも嬉しいコメントがたくさん>
- 高さ1メートル以下の木に絞って、登ってくるセミの幼虫を見つけ、幼虫から成虫への劇的な変化をつぶさに観察することとしました。近くで見ることができたことで「わぉ!」があちこちで聞こえてきました。(7/29開催 NPO自然観察指導員京都連絡会)
- セミの抜け殻探しは大人も子どももみんな夢中!見つけた抜け殻はすべてみんなの手の中へ。・・(略)・・大人も子どもも笑顔いっぱいの観察会になりました。(8/6開催 神奈川県立足柄ふれあいの村)
今後も、NACS-Jとソニーは、自然のなかでの「わぉ!」という感動が全国各地から世界に連動する“きっかけ”を創っていきます。
開催にご協力いただいた団体の皆様に心から感謝申し上げます。
参加団体一覧(順不同)
自然と文化の森協会/猪名川キッズクラブ、稲城野外博物館、エピオネイチャーガイドオフィス、八ヶ岳自然観察の会、NPO自然観察指導員京都連絡会、自然と文化の森協会・猪名川キッズクラブ、静岡科学館る・く・る/静岡県自然観察指導員会中部支部、善福寺自然かんさつ会、瀬戸内海国立公園五色台ビジターセンター、かがわ自然観察会、神奈川県立足柄ふれあいの村、根本山自然観察センター、ソニー厚木テクノロジーセンター
※自然のなかで体験する「わぉ!」の感動の共有から自然を守ることにつなげる「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」については以下をご覧ください。
※日本自然保護協会の活動は皆様からの会費やご寄付で支えられています。日本自然保護協会の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
公益財団法人日本自然保護協会 自然のちから推進室
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