会報『自然保護』No.606 2025年7・8月号 特集:知ってる? 海のこと ここから始める海の基本
2025年7月1日

今月の
表紙
第10回わぉ!な生きものフォトコンテスト わぉ!グラフィック賞
「私は甘党!?」
カの仲間がミズヒキの花の蜜を吸っているように見えました。カも血を吸うだけでなく、蜜を吸うものがいるようです。
Contents
知ってる? 海のこと ここから始める海の基本
入り組んだ複雑な海岸地形を持つ島国・日本。世界でも有数の長い海岸線を持ち、人と海との接点がとても多いにも関わらず、海はまだまだ知らないことの多い未知なる自然です。この海が近年、大きく変化しています。海洋熱波、磯焼け、サンゴの白化など、変わりゆく海の自然に対し、私たちに何ができるのか。その一歩として、海のことをもっと知ることから始めてみませんか?

今日からはじめる自然観察
おいしい? まずい? シカのグルメ図鑑
ニホンジカ(以下、シカ)は草食動物です。植物なら何でも食べますが、好き嫌いが比較的はっきりしています。植物の種類や茂り方、植物に残る食痕を観察することで、シカが多く生息しているかどうかが分かります。植物をじっくり観察して、シカの存在と影響を感じてみましょう。
(田村 淳 神奈川県自然環境保全 センター研究連携課長)
海に行ったら潮だまりをのぞいてみよう
夏はレジャーで海に行く機会も多いと思います。
もし磯場も近くにあれば、ちょっと寄り道して潮だまりをのぞいてみると面白いかもしれません。磯場は大人から子どもまで簡単に自然観察を楽しめる生物多様性の「超」ホットスポットなのです。
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NACS-J2030ビジョンは「日本の生物多様性を回復基調に導く社会変革を地域から起動する」新しい洋上風力のアセス制度が成立
ネイチャーポジティブに向けた重要地域評価
オオルリシジミの保全活動を進めています
7~8月申し込みの自然観察指導員講習会
沖縄島東海岸のサンゴ礁の変遷
山岳域などのネイチャーポジティブの実現に向けて連携協定を締結
地域にとって望ましい再生可能エネルギーチェックリスト
喜界島(鹿児島)にて、第2回リーフチェックサミット開催
日本自然保護大賞2025 応募締め切り:7/31(木)
2025年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰受賞
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イヌワシの野生復帰に向け宮城県南三陸町を訪問
話題の環境トピックス
森林の生物多様性を高める林業経営と情報開示を実現するガイドライン
N-Café(会員投稿コーナー)
Book and Present
会報『自然保護』は、日本自然保護協会会員の皆様に2か月に一度(毎奇数月1日発行)お届けしています。自然保護の最新情報、自然観察ノウハウ、生きものの生態など毎号多彩なテーマで自然に関する情報を掲載しています。
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