会報『自然保護』No.585 2022年1・2月号 特集:お雑煮の謎を追え
2022年1月1日
今月の
表紙
第8回フォトコンテスト優秀賞
「ヤマアカガエルの卵」
早春の雑木林に隣接する湿地内で、アカガエル類の卵を見つけました。ニホンアカガエルかヤマアカガエルか……卵塊が崩れずにすくえたらニホンアカガエル、などと紹介されますが、すくってみてもどうもよく分かりません。結局孵化するタイミングを見計らって再訪し、オタマジャクシになってから同定しました。
Contents
お雑煮の謎を追え
日本には、それぞれの地域に特有の郷土料理があります。中でも年初めの元日に食すお雑煮には、自然環境や文化を反映した地域ごとに多様な味が受け継がれています。なぜこれほどまでに多様なのでしょうか? その謎をたどり、日本の多様な自然環境に思いを馳せます。
お雑煮しらべのすすめ
鮭の町、新潟県村上へ。鮭雑煮の謎を追え!
なぜ、瀬戸内海のお雑煮は多様で美味しいのか?
自然が変われば雑煮も変わる
お雑煮を入口として変動帯の民としての生き方を考える
今日からはじめる自然観察
枝に付いているのは?冬の繭観察
冬になると雑木林では葉が落ち、昆虫たちの姿もなくなります。しかし、そんな季節だからこそ、夏の間は目に付かなかった繭は見つけやすくなるのです。冬の野山へ繭探しに出かけてみましょう。

NACS-J NEWS 各担当からの報告
大浦湾でサンゴ群集と移植サンゴについて調査 介護福祉現場での自然観察会を広げています UNDB-J「生物多様性の本箱」58施設に寄贈 奄美大島の海で環境DNA&聞き取り調査 国際サシバサミット2021宮古島をオンラインで開催しました(外部サイト) 軽石が南西諸島に大量に漂着 沖縄島、奄美大島で視察 NACS-J市民カレッジ(通称:Nカレ)シリーズ100回を達成しました!乳幼児との自然観察会の講習会を初開催。研究会・研修会にぜひご参加ください
御嶽山(長野・岐阜)の保護地域の在り方ついての現地視察
生物多様性条約COP15パート1が開催されました
群馬県みなかみ町で哺乳類と植生調査を行いました
上関原発建設予定地にすむ希少種ナメクジウオ類の調査を実施
第8回 会報フォトコンテスト結果発表
話題の環境トピックス
①どうする上高地の河床上昇 ②愛知県知多半島のエキノコックスN-Café(会員投稿コーナー)
Book and Present
会報『自然保護』は、日本自然保護協会会員の皆様に2か月に一度(毎奇数月1日発行)お届けしています。自然保護の最新情報、自然観察ノウハウ、生きものの生態など毎号多彩なテーマで自然に関する情報を掲載しています。
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