開く閉じる

活動レポート

3月23日(日):木頭クマ祭りを開催します

2025年2月26日

フィールド

森林(山も含む)

3月23日(日) 徳島県那賀町木頭で3回目となる「木頭クマ祭り」を開催します。四国のツキノワグマの生息地である、那賀町および剣山の周辺地域でお店などを営む方々が出店し、毎年300人以上の来場者で賑っています。飲食やワークショップ、展示を楽しみつつ、クマのことを学び、交流する機会です。パネルトークの部分はオンライン配信(https://www.youtube.com/@sinh2003)も予定しています。

今回は、今年那賀町で開催予定の『しこくまワークショップ』について知っていただくことを目的の一つにしています。『しこくまワークショップ』は、IUCN(国際自然保護連合)が提唱する、絶滅危惧種の保全計画をつくるためのワークショップです。過去には、ヤンバルクイナ、ツシマヤマネコなどで開催された実績があり、ワークショップの結果は国内の保全計画に反映されてきました。専門家だけでなく、クマの生息地周辺に住んでいる方、山で仕事をしている方など、多様な関係者と、時間をかけて合意を形成していくことが特徴です。こちらも、ぜひご参加ください!

※会報『自然保護』2025年3・4月号25ページで、クマ祭り開催日を3月25日と記載しておりました。お詫びして訂正いたします。

NACS-Jでは、日本クマネットワーク、四国自然史科学研究センターと協力して「四国ツキノワグマ保護活動」を進めています。世界で最も小さい島に生息するツキノワグマを守り続けるために、皆さまからのご支援をよろしくお願い致します。

ご寄付はこちらから(NACS-Jの寄付ページに移動します)

担当者から一言

出島さんの顔写真

リポーター
生物多様性保全部 出島誠一
「木頭クマ祭り」に参加する方々が毎年増えていると実感しています!遠方の方はぜひオンラインで。

このプロジェクトの詳細を見る