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活動レポート

奄美大島の海で環境DNA&聞き取り調査

2021年12月27日

フィールド

世界のサンゴ礁の北限域にあたる奄美大島の海は、固有種・希少種が生息する生物多様性が豊かな海です。この海が、今、開発や気候変動などの変化にさらされています。

その実態を調べて、海域の生物多様性を守るために必要な知見を得るため、11月3日~18日に環境DNAによる生物多様性調査(海水から生息する生物の種類や量を分析する調査)と、かつての海の様子を知るための聞き取り調査を行いました。

7つの集落の50代から90代まで幅広い年齢層の方にご協力いただいた聞き取り調査からは、サンゴ礁、砂利浜、白砂の浜、岩場、干潟、藻場など多様な環境で形作られていた豊かだったころの海の様子と、以前はたくさんいたが今は見られなくなった生物、昔の海の利用方法などについて話を聞くことができました。

環境DNA調査と併せて実施した潜水調査では、笠利湾で浮泥の堆積を確認しました。環境DNA調査のサンプルは現在分析中です。結果が出次第、今回得ることができた貴重な情報と共に、改めてご報告する予定です。

担当者から一言

中野さんの顔写真

リポーター
生物多様性保全部 中野 恵
かつて白砂の浜は、満月の夜になると星が落ちてきたようにキラキラと輝いていたそうです。そんな海を取り戻したい!