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自然を知るWEBマガジン「知ろう、自然のこと。」

【朱宮の南硫黄島日記2】南硫黄島に外部からの生物を持ち込まないための重要な作業日。

2017年6月12日

6月11日

8時から隊員が宿泊している首都大学研究施設の裏の大神山公園で山岳訓練。

ロープにそってユマールという登高器を使って登り、8環という下降器を使って下る練習。11時まで実施。

午後は、南硫黄島に外部からの生物を持ち込まないための重要な作業。

5月に開設されたばかりの小笠原世界遺産センターにて、搬入資材の検疫作業。

最初の検疫ルームで生物の混入がないか厳しくチェックした後、蒸し暑いクリーンルームで各自防水バックにつめていく。

山に荷揚げする資材は約600kgになり、8人の登山班が500mのテントサイトを設置する900mの山頂への荷揚げを担当する。


朱宮の南硫黄島日記 記事一覧

【1】お守り「朱宮さん人形」を持って、南硫黄島調査に出発!

【2】南硫黄島に外部からの生物を持ち込まないための重要な作業日(本記事)

【3】いよいよ出航! 南硫黄島まで船で20時間 【4】南硫黄島上陸!! 山岳班がルート工作開始。 【5】山岳隊、山頂までのルート確保&全員到達! ハリポタ魔法学校は発見したか? 【6】調査は終盤戦!登山隊と調査隊の両方の役目を担っている朱宮は無事に果たせたか!? 【7】無事に南硫黄島から父島に帰港しました 【8】資材冷凍処理の間に、調査隊は貴重なサンプル処理 【9】ただいま! 【10】神秘の島・南硫黄島調査 全日程まとめ