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国際シンポジウム 「大阪湾岸『いのち輝く』を未来へ ~はじめよう!連携が生み出す 豊かな生物多様性~」

近畿シンポジウム

  • 開催日

    2025年9月15日(月・祝)13:00開演~16:30終了(予定)

  • 時間

    13:00~16:30(予定)

  • 場所

    大阪市立自然史博物館 講堂(定員170人)
    (大阪市東住吉区 大阪Metro 御堂筋線 長居駅徒歩800m https://omnh.jp

関西万博の開催期間に、英国王立鳥類保護協会(RSPB)から専門家を招聘し、大阪湾岸におけるネイチャーポジティブについて議論を深め、自然とともに生きる未来社会のデザインを考えるシンポジウムを開催します。ぜひ、ご参加ください!

当日はオンラインでシンポジウムの模様を視聴もできます。
ライブ配信視聴URL:https://www.youtube.com/@⼤阪市⽴⾃然史博物館

イベント概要

  • 開催日

    2025年9月15日(月・祝)13:00開演~16:30終了(予定)
  • 時間

    13:00~16:30(予定)

  • 場所

    大阪市立自然史博物館 講堂(定員170人)
    (大阪市東住吉区 大阪Metro 御堂筋線 長居駅徒歩800m https://omnh.jp

  • 共催

    国際自然保護連合日本委員会、(公財)日本野鳥の会、(公財)日本自然保護協会、(公財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、(公社)大阪自然環境保全協会、日本野鳥の会大阪支部、大阪市立自然史博物館

  • 後援

    日本景観生態学会、応用生態工学会、自然環境復元学会、日本緑化工学会、環境アセスメント学会、関西自然保護機構、日本生態学会、環境社会学会、環境科学会

  • 参加申込

    無料、申込不要
    ただし会場での参加には博物館入館料(大人300円)が必要。

  • 趣旨

    現在、海洋と沿岸域は気候変動、開発、環境汚染など複合的な要因により危機的な状況に直面しています。生物多様性の損失や生態系サービスの劣化は、沿岸に暮らす私たちの暮らしや経済にも直結する深刻な問題です。
    こうした課題に対して、自然の損失を止め、回復へと転じる「ネイチャーポジティブ」の視点は、これからの社会設計において不可欠な目標となっています。4月から開催中である2025大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマに掲げられ、自然との関係を見つめ直す契機でもあります。
    本シンポジウムでは、藻場から湿地まで続く美しく豊かな沿岸の姿と、そこに生きる渡り鳥等による豊かな生物多様性を保全・回復していくことを目的に、英国王立鳥類保護協会(RSPB)から専門家を招聘し、国・地方自治体・企業・市民などの関係団体が一堂に会し、大阪湾岸におけるネイチャーポジティブについて議論を深め、自然とともに生きる未来社会のデザインを考えます。

  • 開催チラシ

プログラム

※敬称略

13:00〜13:15 開会挨拶
夏原 由博(大阪自然環境保全協会会長)
来賓挨拶
マイケル・ブライス(在大阪英国総領事)
西村 学(環境省自然環境局 自然環境計画課課長)
13:15〜13:40 基調講演
「沿岸域のネイチャーポジティブとは」
道家 哲平(IUCN-J会長)
13:40〜14:40 特別講演
「渡り性水鳥の危機的状況と大阪湾岸の重要性」
ニコラ・クロックフォード(RSPB主任役員・シギチドリ研究員)

「沿岸生息地再生に関する国際的な事例研究から大沢湾を考える」
ジェフ・キュー(RSPB湿地再興アドバイザー)

15:00〜16:25 ディスカッション
「大阪湾岸の生物多様性を高めるために」
ファシリテーター 佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館)
登壇者
・織田 智也(大阪府環境農林水産部みどり企画課副主査)
・三浦 仁美(積水化学工業(株)ESG経営推進部環境経営グループ長)
・納家 仁(日本野鳥の会大阪支部長)
・道家 哲平
・ニコラ・クロックフォード
・ジェフ・キュー
16:25〜16:30 閉会挨拶
葉山 政治(日本野鳥の会理事・IUCN-J副会長)

講師紹介

二コラ・クロックフォード
RSPB主任役員・シギチドリ研究員

2024年11月、南港野鳥園を訪問した折、大阪湾のシギチドリ渡来環境の危機的状況を知り、レポートをまとめ、共同宣言団体とともに大阪府市へ意見書を提出。

ジェフ・キュー
PSPB湿地再興アドバイザー

2025年4月、2日間にわたり大阪湾岸の環境を視察。その結果を含め、湿地環境の再興の可能性を探る。

道家 哲平
国際自然保護連合日本委員会会長

2003年より日本自然保護協会(NACS-J)に所属。
NACS-Jが事務局を務めるIUCN(国際自然保護連合)日本委員会にて、IUCNや生物多様性条約に関係する国際会議に出席するほか、海外NGOと国際的な情報収集・分析を行い、日本の生物多様性保全の底上げに取り組んでいる。

※英国王立鳥類保護協会(PRPB)とは

Royal Society for the Protection of Birds
120万人の会員を擁するヨーロッパ最大の自然保護団体。RSPBが英国内に所有する222ヵ所の自然保護区(159,000ヘクタール)のうち、84ヵ所が沿岸部に位置し、その面積は41,000ヘクタールを超える。

※東アジア・オーストラリア・フライウェイ(EAAFP)とは

最大規模のフライウェイのひとつで、ロシア極東やアラスカから、東アジアと東南アジアを経て、オーストラリアやニュージーランドまで22か国に及ぶ水鳥の渡りのルート。大阪湾は重要な通計地のひとつである。近畿では琵琶湖と南港野鳥園が重要登録地。

お問合せ

内容に関する問合せ:
大阪湾岸国際シンポジウム事務局 npsympo2025@nature.or.jp
会場に関する問合せ:
大阪市立自然史博物館(佐久間)06-6697-6221 monitor@omnh.jp
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