Project日本自然保護協会の主な活動
THEME2
絶滅危惧種と
その生息地を守る
©与名正三
野生生物の生息地は、今、急激に失われ続けています。
日本では約3,800種が、絶滅の危機に。
私たちは、絶滅危惧種とその生息地を守る活動に力をいれています。
Project
気候変動対策と自然保護の両立
地球温暖化による生物多様性の危機は深刻な状況にあります。一方、拙速な気候変動対策によって生物多様性が脅かされることも。日本自然保護協会(NACS-J)は、気候変動対策と自然保護の両立のためにさまざまな働きかけを行っています。
Project
法制度への働きかけ
日本自然保護協会(NACS-J)は、自然とともにある社会の実現に向けて、世界の動向を見据え、科学的な知見を基に、国立公園、環境影響評価、絶滅危惧種の保護などの様々な法制度への政策提言を行っています。
Project
各地の自然保護問題への対応
日本自然保護協会(NACS-J)は、尾瀬ヶ原、雌阿寒岳、白神山地、屋久島、小笠原など、時代のなかで、未来に残すべきかけがえのない自然を守るために声を上げてきました。
Project
四国のツキノワグマ保全
四国に生息するツキノワグマは、個体数はわずか20頭前後と絶滅寸前。日本自然保護協会(NACS-J)は、四国自然史科学研究センター、日本クマネットワークと協力して、四国のツキノワグマと森林生態系の保全に取り組んでいます。
フィールド
Project
草原のチョウ保全
日本の草原環境は、人々のライフスタイルの変化に伴い、明治期は国土の11%ほどあったものが今では1%にまで減りました。その結果、草原環境の生きものたちは生息の危機に。日本自然保護協会(NACS-J)は、絶滅の危機にある草原のチョウとその生息地の保全に取り組んでいます。
テーマ
フィールド
Project
イヌワシ保全
イヌワシは奥山の森林に生息する大型猛禽類。イヌワシが子育てを続けるためには、自然豊かで広大な森林が必要です。日本自然保護協会(NACS-J)は、イヌワシと生物多様性豊かな森林生態系の保全に取り組んでいます。
フィールド
Project
サシバの保全
渡り鳥のサシバは、近年、子育て環境である里山の荒廃により、繁殖場所は1970年代の7割以下に減少。また、越冬地のフィリピンでは密猟が明らかに。サシバ保全のために、国を越えた連携で生息環境の保全を推進しています。
フィールド
Project
赤谷プロジェクト
赤谷プロジェクトは、群馬県みなかみ町の国有林「赤谷の森」で、「生物多様性の復元」と「持続的な地域づくり」を目的に、赤谷プロジェクト地域協議会、林野庁関東森林管理局と協働し森林生態系管理を行う取り組みです。
フィールド
Project
モニタリングサイト1000里地調査
日本自然保護協会(NACS-J)では、環境省の「モニタリングサイト1000里地調査(以下、モニ1000里地調査)」に取り組んでいます。このプロジェクトは、生物相や指標生物といった様々な項目について、全国約200ヵ所で統一された調査を行い、里地里山という複雑な生態系の変化を全国レベルでとらえることを目指しています。
フィールド
Project
里山の生物多様性を守る
里山は、近年、環境が大きく変化し、身近だった多くの生きものが絶滅の危機に。日本自然保護協会(NACS-J)は、減少の原因究明と有効な保全策の解明に努め、現場での保全活動や政策提言を行っています。
フィールド
Project
日本版ネイチャーポジティブアプローチ
いま世界では、生物多様性の損失を止め、自然を回復させる「ネイチャーポジティブ」の実現が求められています。 日本自然保護協会(NACS-J)は、「日本版ネイチャーポジティブアプローチ」として、自治体や企業などとのパートナーシップの構築と、生物多様性の定量的な評価に取り組み、地域からのネイチャーポジティブを実践しています。
Project
国際連携/IUCN日本委員会
自然を守ることは世界共通の課題です。日本自然保護協会(NACS-J)は、生物多様性条約締約国会議をはじめとした国際会議などへ参加し情報収集するとともに、世界の自然保護の動きを学び、日本の自然を守ることに活かしています。
Project
自然保護大賞
日本自然保護大賞は、地域性、継続性、先進性、協働性の観点から、優れた自然保護活動、生物多様性保全活動を表彰します。素晴らしい活動をより多くの方に知ってもらうことで、日本の自然保護を推進する力にしていくことを目指しています。