
記事を読む
主催:日本自然保護協会
モニタリングサイト1000里地調査 2025年度シンポジウム「里地調査を通した次世代の自然の守り手育成~学校や学生との連携を事例に~」
開催日2025年11月22日(土)
場所オンライン開催
What we do日本自然保護協会の主な活動
日本自然保護協会(NACS-J)では、環境省の
「モニタリングサイト1000里地調査(以下、モニ1000里地調査)」に
取り組んでいます。
このプロジェクトは、生物相や指標生物といった様々な項目について、
全国約200ヵ所で統一された調査を行い、
里地里山という複雑な生態系の変化を
全国レベルでとらえることを目指しています。
「里山」は、水田耕作や林業、放牧などの人による伝統的な営みによって、長い年月をかけて築き上げられてきました。そこには変化に富んだ環境が形成され、多種多様な動植物の棲みかとなっています。しかし近年、さまざまな要因により、里山とそこで育まれる生物多様性は急速に変化しています。こうした里山の変化をいち早く捉え、保全に活かしていくことを目指したプロジェクトが「モニ1000里地調査」です。
里山の多くは私有地のため、一部の専門家や行政だけでの調査は難しいといわれてきました。一方で各地域には、地元の方と丁寧に関係をつくり、誰よりもその地に愛着を持つ「市民」の皆さんがいます。こうした市民の皆さんの"見つめる目"をつなぎあわせることで、里地調査は2005年、スタートしました。
身近な自然を知り、
記録し、残していくために。
里地調査にご協力ください。
日本全国の里山の状況を明らかにするため、北海道から沖縄まで、さまざまな気候帯・景観のタイプの調査サイトで調査をしています。
調査サイトを見るPDF調査サイトは5年に一度、募集と選考を行い、
環境省の調査サイトとして正式に登録されます。
募集期間ではないタイミングには調査サイトの新規登録はできませんが、
お近くの調査サイトでの調査に参加してみたり、自分の活動する里山などで、
試験的に調査を実施することなどは可能です※。
※次の調査サイトの募集は2027年度を予定。
詳しくは更新情報をご確認ください。