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2025.05.07(2025.05.09 更新)

第2回 奄美群島リーフチェックサミット 公開シンポジウム「サンゴでひらくシマの未来」

イベント告知

専門度:専門度2

リーフチェックの画像

テーマ:海の保全生息環境保全自然環境調査絶滅危惧種

フィールド:

第2回奄美群島リーフチェックサミットを2025年5月13日(火)・14日(水)の2日間に実施します。サミットでは、奄美群島に広がるサンゴ礁をどのように守り、未来へとつないでいくかをテーマに、情報共有やワークショップなどが行われます。

その一環として13日夜には地域住民に向けた公開シンポジウム「サンゴでひらくシマの未来」を開きます。

シンポジウムでは、東京大学大学院の安田仁奈教授をお招きし、「南西諸島を中心としたアオサンゴ群集について」と題し喜界島に広がるアオサンゴの魅力や、日ごろなかなか触れることのできないサンゴ礁研究の最前線についてわかりやすくお話しいただきます。後半は、「サンゴでひらくシマの未来~喜界と与論~」をテーマに、喜界町の隈崎悦男町長と、与論町で長年リーフチェックを率いてきた田畑克夫町長のお二人が登壇し、それぞれの島の取り組みやサンゴ礁の現状を紹介しながら、サンゴを通して地域と歩む未来について語り合います。

公開シンポジウム「サンゴでひらくシマの未来」チラシ(PDF/1.9MB)

シンポジウム概要

日時:
2025年5月13日(火)18:00~20:00
場所:
喜界町役場コミュニティホール
参加無料・申し込み不要
主催:
公益財団法人 日本自然保護協会
協力:
喜界島サンゴ礁科学研究所
後援:
喜界町、奄美群島サンゴ礁保全対策協議会、環境省沖縄奄美自然環境事務所(依頼中)、喜界島アオサンゴ保全協議会、喜界島ジオパーク推進協議会

公開シンポジウムはライブでZoom配信します。(チラシ参照)

プログラム

内容
挨拶 はじめに
安部真理子(公益財団法人 日本自然保護協会)
第1部 基調講演
「南西諸島を中心としたアオサンゴ群集について」
 40分
安田仁奈(東京大学大学院農学生命科学研究科)
第2部 パネルディスカッション
「サンゴでひらくシマの未来~喜界と与論~」
80分
隈崎 悦男(喜界町長)、田畑 克夫(与論町長)、渡邊 剛(喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)、安田仁奈(東京大学大学院農学生命科学研究科)

司会進行:鈴木倫太郎(喜界島サンゴ礁科学研究所)

登壇者プロフィール

安田仁奈
大学院生時代からオニヒトデやアオサンゴの研究をはじめ現在に至る。専門は分子生態学でDNAやRNAなどの目に見えない分子を用いて生物多様性の起源や海洋生物のストレス、海洋生物のマクロな初期生態などを明らかにすること。東京大学大学院農学生命科学研究科教授

田畑 克夫
ヨロン島観光協会会長、与論町商工会会長、NPO法人ヨロンSC理事長、海の再生ネットワークよろん理事長を経て令和05年9月より与論町長に就任

隈崎 悦男(喜界町長)
2020年より喜界町長をつとめる。

渡邊 剛
北海道大学大学院理学研究院地球惑星科学地球惑星システム科学科 講師/NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所理事長
横浜市生まれ。1994年、北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業。同大学大学院地球環境科学院修士・博士課程終了後、サンゴ礁に記録される地球環境変動をテーマに、オーストラリア国立大学、フランス国立気候環境研究所、ドイツ・アーヘン工科大学地質研究所、ハワイ大学などで研究に従事。2014年より鹿児島県喜界島にNPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所を立ち上げ、理事長に就任

鈴木倫太郎
2021年より特定非営利活動法人喜界島サンゴ礁科学研究所 研究員。
1998年 文学部地理学科卒業
2004年 大学院地理学専攻博士後期課程修了(博士号(地理学)取得)
2016年よりWWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」センター長。

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