
2012年9月アーカイブ

AKAYAプロジェクトでは、人工林をイヌワシやクマなどの生き物たちが暮らす自然林に復元するために、昨年から実験を開始し、植物や動物たちが戻ってくるのか調べています。この調査に10年、20年、100年間!一緒に参加してくれる方を昨年に引き続き募集します。植物の専門家から、植物の見分け方や、植生調査方法を基礎から学ぶことができるプログラムを用意しています。植物調査の経験のない方でも歓迎です。
ふるってご参加ください。
開催日:2012年10月7日(日)~8日(月)
主催:公益財団法人日本自然保護協会
定員:20人(高校生以上;※先着順)
参加費:10,000円(宿泊代、保険料、資料代)
宿泊:温泉宿を予定(宿ですので、ゆっくりおくつろぎいただけます)
講師:亀山章(東京農工大学名誉教授)
※花椿基金」(資生堂社会貢献くらぶ)の助成を活用して実施します。
プログラム(予定)
1日目(10月7日)
1)ミニレクチャー
・AKAYAプロジェクトの紹介
・人工林を自然林に戻す取り組み~自然林復元試験地で何がわかったか?
・植物の見分け方講座(座学)
2)エクスカーション
-樹木の見分け方、天然林や人工林の特徴を学ぶ-
・植物の見分け方講座(現地)
・ブナ・ミズナラの天然林と自然林復元試験地の現地見学
3)夜の懇親会
・赤谷の森のいきもの映像鑑賞会
2日目(10月8日)
・植生調査実習 「植物群落調査、毎木調査」
~森林の種類構成・階層構造の記録、樹木の大きさを調べる方法を学ぶ)

※9/29-30日開催予定だったプログラムを台風通過のため延期し、欠員が生じたため、新たに追加募集しております。
9/8(土)に「赤谷の森」の小出俣の自然林復元試験地※において、一般の方から参加者を募って "ブナ・ミズナラの芽生えを探そう!"を開催しました。当日は、天候にも恵まれ、5名の参加者とともに、ブナ・ミズナラ・コナラの芽生え調査を行いました。
※人工林を自然林に復元させるため、昨年8月にスギ人工林を伐採し、植栽に頼らず天然更新によって自然林に回復させるための大規模な伐採実験を行っている試験地。
試験地の詳しい様子は、下記のサイトをご覧下さい
http://www.nacsj.or.jp/akaya-blog/2011/08/post-46.html
いきもの村にて、ミーティング~最初に、この調査の目的や方法を、昨年調査を担当してくださった湘南学園の横山先生に解説してもらいました。
調査の目的
・この試験地において、自然林の主要構成種のブナ・ミズナラ・コナラの芽生えの分布を調べ 、種子がどこまで散布され、定着できるのかを把握する。
・伐採した後に芽生えが生き残っているか?成長しているのか?を調べる
昨年の調査結果
・ブナ、コナラの芽生えは、親木の近くに生えていて、約10m付近が最も多かった。
調査方法の説明、ブナ・ミズナラ・コナラの芽生えの見分け方のコツなどを伝授した後、全員で調査を開始!!
最初は、芽生えをなかなか見つけられず、見つけたと思ったら、サクラだったりと、あせる参加者の皆さん。しかし30分もしないうちに、目が慣れてきて、あちこちから"あった!!"と声があがります。見つけたら、芽生えの高さ、位置を計測します。この調査を通じて、ブナやコナラの芽生えは、1年間で数cm(暗い場所では)しか成長せず、もとの森林に戻るには、長い時間が必要なこと。ドングリは親木から数十mまでしか運ばれないことなどを体感しました。
参加者からは、宝物探しをしながら、森の仕組みを学べて楽しかったなどの感想がありました。
1箇所から、ブナの芽生えが5つもでていました。動物がブナのドングリを蓄えて、忘れてしまったのですね。
ブナの芽生え、1年前の2011年には、高さ25cm、2012年の今年は高さ31cmでした。1年間で6cmしか成長できないんです。
なお、この事業は「花椿基金」(資生堂社会貢献くらぶ)の助成を活用して実施しました。
AKAYAプロジェクトでは、人工林をイヌワシやクマなどの生き物たちが暮らす自然林に復元するために、昨年から実験を開始し、植物や動物たちが戻ってくるのか調べています。この調査に10年、20年、100年間!一緒に参加してくれる方を昨年に引き続き募集します。植物の専門家から、植物の見分け方や、植生調査方法を基礎から学ぶことができるプログラムを用意しています。植物調査の経験のない方でも歓迎です。
ふるってご参加ください。
開催日:2012年9月29日(土)~30日(日)
主催:公益財団法人日本自然保護協会
定員:20人(高校生以上;※先着順)
参加費:10,000円(宿泊代、保険料、資料代)
宿泊:猿ヶ京温泉 旅籠しんでん
講師:亀山章(東京農工大学名誉教授)
長池卓男(山梨県森林総合研究所)
※花椿基金」(資生堂社会貢献くらぶ)の助成を活用して実施します。
プログラム(予定)
1日目(9月29日)
1)ミニレクチャー
・AKAYAプロジェクトの紹介
・人工林を自然林に戻す取り組み~自然林復元試験地で何がわかったか?
・植物の見分け方講座(座学)
2)エクスカーション
-樹木の見分け方、天然林や人工林の特徴を学ぶ-
・植物の見分け方講座(現地)
・ブナ・ミズナラの天然林と自然林復元試験地の現地見学
3)夜の懇親会
・赤谷の森のいきもの映像鑑賞会
2日目(9月30日)
・植生調査実習 「植物群落調査、毎木調査」
~森林の種類構成・階層構造の記録、樹木の大きさを調べる方法を学ぶ)








