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知っていそうで、知らないような、“森” をテーマに、その道の専門家と、楽しく語り合う場が「akayaカフェ」です。

今回のテーマは、「ニホンジカ」。
シカのことを考えながら、シカ革ワークショップに挑戦してみませんか?
ニホンジカの増加が全国で問題となっていますが、ここみなかみ町でもニホンジカは増加しており、特にみなかみ町赤谷の森では2008年度に比べ2017年度は約11倍※と大幅に増加しています。
※赤谷の森に設置したセンサーカメラのニホンジカ撮影頻度による比較

今回のakayaカフェでは、ニホンジカが引き起こす問題や今の赤谷の森の状況について知り、さらに増えすぎたシカと私たちはどのように付き合えばいいのか、考えていきたいと思います。また、猟師でもある講師からみなかみ町よりもシカが増えている尾瀬での取り組みの話を聞き、実際にハンティングしたシカ革でワークショップに挑戦します。


◆日時:2018年3月4日(日)14:00-15:30 (受付開始:13:30)
◆場所:須川公民館 (群馬県利根郡みなかみ町須川780)
*駐車場は、道の駅たくみの里豊楽館第一駐車場になります。
 須川公民館は宿場通り沿いにあります。「たくみの里食堂」の隣です。当日、「たくみの里食堂」付近でスタッフが誘導いたします。
◆参加費:講演のみ:無料
     ワークショップ参加費:実費 キーカバー300円、印鑑ケース2000円    
※ワークショップのみの参加はご遠慮下さい。
※革の色は当日の在庫からの選択になります。ご了承ください。

 

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◆定員:30名程度
◆内容:14:00- 主催者挨拶/赤谷プロジェクトの紹介
    14:10- 講演「ニホンジカの問題と赤谷の森のニホンジカ」 赤谷プロジェクト総合事務局・日本自然保護協会 松井宏宇
    14:40- 講演「尾瀬鹿工房 シカ革利用の取り組み」
            尾瀬鹿工房かたしな 本間優美
    15:00- ワークショップ
    15:30頃 終了(作成でき次第終了)

 主催:赤谷プロジェクト

 <参加申込>
  電話:0278-25-8777 (森の恵みと学びの家)担当:市毛
  又は、FACEBOOKのイベントページより
       https://www.facebook.com/events/1188065251324524/
  ※印鑑ケースは数量限定となるため、申し込みの際に、印鑑ケース希望の旨を電話でお伝えいただくか、イベントページへの書き込みをお願いいたします。
  ※余裕があれば当日参加も可
  ※ご不明な点がございましたらコメント欄にてお問い合わせください。

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ミニセミナー『クマタカと日本の林業』
講師:山﨑亨(アジア猛禽類ネットワーク会長)
日時:2017年11月18日(土) 13:30-14:30
場所:テレワークセンターMINAKAMI
   (旧・月夜野幼稚園)
    みなかみ町月夜野3273−2
    https://tw-g.org/minakami/
※参加申し込みは不要です

赤谷プロジェクトでは、山地森林生態系の食物連鎖の上位に位置し、森林に生息する様々な中小動物を捕食する「クマタカ」に注目し、クマタカの行動圏内部構造の機能を向上させるとともに、経営効率の高い人工林育成を考慮に入れた、生息地の「ゾーニング」に基づく森林管理を提案しています。

今回、クマタカの野生生物としての魅力や現状、赤谷の森での長年のモニタリング調査の成果、日本における林業との関係、についてご紹介するミニセミナーを開催します。

かつて「クマタカがいるので林業ができない・・・」とも言われてきましたが、適切な林業・森林管理は、クマタカの生息環境保全につながることをご理解頂きたいと思っております。ご参加お待ちしております。

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知っていそうで、知らないような、“森” をテーマに、その道の専門家と、お茶を片手に楽しく語り合う場が「akayaカフェ」です。
 
2017年最初のakayaカフェは「草木染め」。
奥利根の巨木として知られていた『ブナ太郎』。立ち枯れてしまったため、2015年に惜しまれながら伐採されました。今回はその『ブナ太郎』を染料として利用して、草木染めの体験を行います。「森の恵み」を感じる新たな手法として、草木染めを楽しみましょう!
 
akayacafe170305_kusakizome.jpg  山崎杜人さん(草木屋)

「キズナ」

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新年あけましておめでとうございます。

昨年は、赤谷の森で7年振りにイヌワシが子育てに成功し、赤谷プロジェクトをご支援頂いている多くの方々と喜びを共有できたことはとてもうれしいことでした。地元、新治小学校の生徒たちもとても喜んでいて、巣立った幼鳥の名前を全校生徒から募集して投票の結果、”キズナ”と名付けてくれました。

2017年も、生物多様性の復元と持続的な地域づくりをより一層進める1年にしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

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2016年に赤谷の森で7年振りに巣立ったイヌワシの幼鳥“キズナ”♂

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 知っていそうで、知らないような、“森” をテーマに、その道の専門家と、お茶を片手に楽しく語り合う場が「akayaカフェ」です。
 
 今回、千葉県神崎町で300年以上の歴史をもつ酒蔵「寺田本家」から24代目当主の寺田優さんをお迎えして、寺田本家の酒造りから、自然の恵みのいかしかたを学ぶ機会としました。
 寺田本家 http://www.teradahonke.co.jp/
 
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2014年9月から開始した「イヌワシが狩りをする環境の創出試験」について2年間の結果を環境省記者クラブ、林政記者クラブで発表しました。科学的根拠に基づいて、皆伐によって狩り場を創出することが、イヌワシの生息環境の質を向上させる可能性が高いことが示されました。

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環境省記者クラブでの発表

 

長年にわたり、赤谷プロジェクトをご支援頂いている(株)ニコン社員の方々18名と一緒に、自然林を復元するための除伐作業を行いました。

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赤谷プロジェクトが協力しているみなかみ町たくみの里の「森の恵みと学びの家」のウェブサイトができました!同時に、カスタネットスペシャルサイトもできました!
 森の恵みと学びの家:http://www.mori-megumi-manabi.com/
 カスタネットスペシャルサイト:http://www.mori-castanet.com/

赤谷の森の麓では桜が見頃!積雪は、例年の5月下旬頃のように感じています。

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はじめまして。

ご挨拶が大変遅れましたが、今年から新しく(公財)日本自然保護協会の赤谷担当となりました松井宏宇(ひろたか)です。

お世話になります。
本年より日本自然保護協会で
赤谷プロジェクトの担当をさせていただいている松井宏宇(ひろたか)です。
 
まだまだ新米者ではございますが、
今後、日本自然保護協会として赤谷プロジェクトの担当を担ってまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
 
学生の頃から、大学生や若手社会人を巻き込んで生物多様性の取組を行っており、
政策提言活動や合宿型の環境教育イベントの開催などを多く実施してきました。
また、前職は環境コンサルで仕事をしており、
動植物の調査や生物多様性地域戦略などの施策づくりを担っておりました。
 
赤谷プロジェクトに、特に若い世代の巻き込みなどになっていければと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
 
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