赤谷の森のスギの皆伐地において、絶滅危惧種であるサルメンエビネ(環境省VU、群馬県CR)の保全対策後のモニタリング調査を行いました。
2015年秋に伐採予定だったスギ林に16個体のサルメンエビネが確認されました。伐採作業による重機の移動や伐採木の運搬等により、生息できなくなってしまう可能性があるため、16個体のうち8個体の移植を行い、残りの8個体はそのままとして、伐採の影響について比較調査を行うことにしました。今回は移植・伐採後の最初モニタリング調査です。
今回の調査の結果、移植した8個体は移植先ですべての個体が生育しており、開花も確認することができました。一方、スギ林内の残した8個体は確認することができませんでした。今後も定期的に移植先と伐採地内のモニタリングを続けます。
移植先で開花したサルメンエビネ
調査に参加して頂いた皆様ご協力ありがとうございました!
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