akaya

赤谷の森では7年ぶりに子育てに成功しました!

 

0002_11

赤谷の森でイヌワシの雛が巣立ったのは2009年以来、7年ぶりのことです。現在、日本では、雛を巣立たせることのできないイヌワシのつがいが増加しています。さらに、1981年以降の30年間で約1/3のつがいが消失していしまっています。このような日本のイヌワシの状況から考えれば、赤谷の森でイヌワシの雛が巣立ったことは本当に貴重なことといえます。日本のイヌワシの生息状況を全国規模で調査をおこなっている「日本イヌワシ研究会」によると、近年の日本におけるイヌワシ繁殖成功率は20%程度。日本イヌワシ研究会が調査を開始した1981年から調査を開始した時点では繁殖成功率は50%を超えていました。新しいイヌワシが誕生することがいまいかに困難かが分かります。

2016年10月18日更新