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巣立ったイヌワシはどこへ?

 

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10月頃になると、イヌワシの親鳥は次の子育てに向けた準備へと入ります。そのため幼鳥は、親に追い出され、親鳥の生息地から出て行って独り立ちをしなくてはいけません。その後、若いイヌワシがどういった場所へ行き、どのように生息しているかについては実はあまり実態がわかっていません。これまでに残っている長距離移動の記録としては、2度にわたる保護と放鳥を経て岩手県から150km以上離れた青森県の日本海側まで飛んだ例、福井県から新潟県と福島県の県境までの300km以上も離れた場所へ移動した例などが残っています。巣立ち後の幼鳥が、日本の中でどのように成長していくかを明らかにすることは、イヌワシの保護を進めるために必要な重要な研究課題です。

2017年2月14日更新