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ソニー、明電舎と一緒に開催している自然観察会の様子が見られるサイトがオープンしました!

2014.02.07
活動報告
icon_kochi.jpg 教育普及部の幸地です。
 
NACS-Jでは、企業の生物多様性の保全活動に様々な形で協力をしています。
企業においても生物多様性の重要性の理解が進み、生物多様性に悪影響を及ぼすものの排出の削減や、責任ある材料の調達などの実施も進んできています。
企業が生物多様性の保全の取組みを進める上では、社員の生物多様性に対する理解が欠かせません。
 
そこで、NACS-Jでは企業で行う自然観察会にも積極的に協力しています。
例えば、ソニー株式会社と株式会社明電舎が共同開催している、社員の方を対象とした自然観察会では、観察会のプログラムの作成や自然観察指導員の派遣など毎回協力しています。
 

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▲動くハナムグリの感触を手で確かめる
 
この観察会の様子は、ソニーのウェブサイト『ソニーの「ECO」』で見られるので、ぜひご覧ください。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao/

これまで複数回実施してきた観察会の様子がダイジェストで紹介されています。
 
また、明電舎の2013年CSRレポートでも、この観察会が報告されています。
http://www.meidensha.co.jp/pages/corp/corp02/corp02_04_10.html
 
 
この活動は、東京都心に勤める社員に対し、生物多様性への気付きが生まれれば…という思いから始まりました。また、ソニーと明電舎が入っているビルがお隣同士で、緑地が一体となっていることから、より良い効果を狙って共同開催となりました。
 
東京都心のど真ん中にあるビルに囲まれた緑地で、出勤前のひと時に、自然観察指導員の方たちと季節を追いかけるように、自然観察会を実施しています。普段はビルの中で仕事をしている参加者からは「こんな場所でも自然を観ることができたのか!」と驚きの声があがっています。
こういう声を聞けることは、観察会を実施する醍醐味ですね。
 

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▲夏には濃い緑が見られます。
 
 
だんだんとリピーターも増える中、社員には生物多様性に対する気付きが生まれ、両社の取り組みは観察会に留まらず、担当者や社内のボランティアで、鳥の巣箱や水場の設置、落ち葉による堆肥作りといった緑地そのものの生物多様性を高める取り組みも始めています。
堆肥づくりや樹木の定点観察などを展開していく中で、またそれを観察会の材料としていくサイクルもできつつあります。
 
今このブログを読んでいる皆さまは、2013年12月27日にNCS-Jが出した日経新聞の広告をご覧になりましたか? 紙面右上には、ソニーと明電舎で実施している自然観察会のことを取り上げました。
 
今後も、私たちは緑地に息づく生態系の魅力を伝え、社員の方たちの“自然への気付き”、さらには“自然を想う心”を育むお手伝いをしていきます。
 
 

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