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公有水面埋立承認願書が日本政府から沖縄県に提出され、NACS-Jは緊急コメントを発表しました。

2013.03.24
活動総括
icon_abe2.jpg保護プロジェクト部の安部です。
3/22突然、公有水面埋立承認願書が日本政府から沖縄県に提出され、NACS-Jは緊急コメントを出しました。
普天間飛行場移設事業「公有水面埋立承認願書」への緊急声明を発表
https://www.nacsj.or.jp/katsudo/henoko/2013/03/post-60.html
また以下の沖縄タイムスの社説にはNACS-Jの言葉が引用されています。
●沖縄タイムス社説(3/22) 社説[辺野古埋め立て申請]この国はゆがんでいる  より
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-03-23_46907
  辺野古移設のための環境影響評価書(補正後)について日本自然保護協会は「極めて不適切」だと指摘した。日本生態学会は、この海域の生態系と生物多様性が失われてしまうことを懸念し、「埋め立ての中止を求める要望書」をまとめた。こうした専門家の疑問や懸念に対しても、政府は聞く耳を持たなかった。
その翌日(23日)は名古屋で行われたあいち沖縄会議主催の講演会、
「<辺野古アクション>3/23 @名古屋「サンゴの専門家辺野古の海を語る 」」に
講師として参加してきました。
私の方からサンゴ礁の成り立ちや大浦湾・辺野古の生き物たちの紹介、辺野古アセスの問題点、そして公有水面埋立承認願書が出されてしまった今ここからできること、をお話ししました。
環境問題に関心を持つ方をはじめ、反戦平和の運動をされている方や、憲法問題に取り組む方、原発問題に取り組む方など、多様な立場の方、計47名にご参加いただきました。
補正評価書の専門的な部分や、公有水面埋立承認願書が出されたいまいち市民としてできることは何か、今の沖縄の立場や今後の日本政府の進む方向への不安、など多くの質問やコメントが出て、活発に会場利用時間ぎりぎりまでお話しすることが出来ました。また場外でご自身の運動の苦労をお話ししてくださったり、今度は子供相手にサンゴの話をして欲しいとリクエストいただいたり、充実した時間となりました。
オーガナイザーの三石さんをはじめとするあいち沖縄会議のメンバーのみなさま、企画運営進行本当にありがとうございました。
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▲「サンゴの専門家辺野古の海を語る 」。司会をつとめた具志堅さん。
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▲質疑応答時間。スタンバイしています。

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