自然・文化を守る社会的なしくみとしてのエコツーリズムの提唱。
NACS-Jは1994年に独自のガイドライン「NACS-Jエコツーリズム・ガイドライン」をつくり、地域の自然と社会に負担をかけない小規模な旅行のあり方を探ってきました。2003年環境省がエコツーリズムを推進するために設置した「エコツーリズム推進会議」や、07年に成立した「エコツーリズム推進法」の基本方針を決める検討会にも、NACS-Jは委員として参加し、こうした委員会でも、NACS-Jはエコツーリズムを「生物多様性保全を基本とした社会的なしくみ」としていくことを提案してきました。